【恋愛】王子様とメイドさん～男装女子と女装男子たち～ (ページ7)

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６話ページ7

A「・・・。」

零「・・・。」

正直、零君の気持ちは嬉しい。

そういってくれる男の子を私はずっとずっと待っていた。

だけど・・・

A「ごめんなさい！！」

私は勢いよく頭を下げた。

零「・・・。」

A「き、気持ちは嬉しいけど、私一応か、か・・・」

零「・・・まさか、彼氏がいるの？」

A「は、はい・・・。」

零「・・・。」

信じられない。

おそらくそういう顔をしていると思う。

しているとは思うけれど派私はしているかは確かめない。

怖くて確かめられないのだ。

手紙をもらったときに思った。

例え性別がどっちでも付き合うことはないと。

何故なら私には・・・

「あれ？A？」

A「！！」

聞き覚えのある声が聞こえてくる。

私はその声が聞こえた方向を振り向く。

A「か、和人さん！」

和人さん。

夢の城の王子スタッフだ。王子は全員兄弟設定なのだけど、設定上長男の人だ。

和人「お前こんなとこで中学生捕まえて何やってんの？」

A「えっ！？ちゅっ・・・つかっ・・・ち、ちがいます！！」

和人「ごめんな。なんかうちのが捕まえたみたいで。」

零「ぼそっ)うちの・・・？」

零「捕まっていませんよ。俺。それに・・・－－－」

零君はにこやかな表情を和人さんに向けたーーー

ーーー次の瞬間だった。

零君はにっこりとだけどどこか怒りを感じさせる笑みを浮かべた。

～雑談～
どうも！☆ふぅチャン☆こと凰凬鳳香(おうかぜふうか)です！

実はこの作品おとといとある男装喫茶に行ったおかげでできたもののような気がします。

本当にちょこちょこの作品更新となると思いますが長い目でお付き合いいただけたらなぁと思います。

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