㉖ ページ28
辺りは少し薄暗くなっていて、たけど私は響さんのことを待っていた。
スマホを見ると、6時半を過ぎていた。
茉友「仕事忙しいよね…」
忙しい中、いつも放課後私に付き合ってくれてたんだ。
ますます会って話したい…
その時、ビルの自動ドアが開いた。
茉友「響さん…!」
響さん、私っ…!!
響「この後、ご飯でもどう?」
「うん、行こう」
隣には、綺麗な女の人…
茉友「誰…?」
響さんとその人は夜の闇の中へ消えていった。
ふとスマホに目を落とすと、10分前に響さんからメッセージが来ていた。
『茉友、もう会えない。自分勝手でごめん。婚約の話も、なしにしてもらう。元気で、勉強頑張って。』
家に帰る途中、何が何だか分からなくて涙が出てきた。
響さんは私といる時よりも穏やかで、優しくて、幸せそうな顔だった。
私なんかに気づかないほど。
私は、私は振られたんだ。
こんな女子高校生相手にするはずないって。
最初から合わなかったんだよ…
でも、でも…
好きだったのに……
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作者より
更新遅れてすみません!今後ともよろしくお願いします🙇♀️
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やま(プロフ) - ゆっぴ〜さん» ありがとうございます😭更新しましたので、ぜひ読んでください!!! (2023年2月12日 15時) (レス) @page29 id: 596462187f (このIDを非表示/違反報告)
ゆっぴ〜(プロフ) - おもしろかったですッ!更新を気長に待っています! (2022年10月21日 17時) (レス) @page28 id: 3901101158 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:やま | 作成日時:2022年4月25日 23時