回想 ページ13
純也｢茉友ー帰ろ！｣
茉友｢うん！｣
おおよそ10年前、私たちは近所に住んでいた。
親同士の仲もよく、私と純也はいつも一緒だった。
茉友｢都道府県覚えられない…｣
純也｢僕と一緒に言ってみよう！｣
茉友｢割合の計算わかんないよ〜｣
純也｢僕のノート見る？｣
茉友｢ボール飛ばないよお！｣
純也｢45度くらいを意識するといいよ！｣
うん…今思えば恥ずかしいくらい助けてもらってたな…
なにより、何もできない私にここまで優しく教えてくれた純也。
私はいつのまにか、純也のことが好きになってて…
小学校の卒業式。
純也｢茉友、僕ね、中学校みんなと別のとこ行くんだ｣
茉友｢え？！どういうこと？｣
純也｢お父さんの仕事の都合で引っ越すんだ｣
茉友｢純也〜！いなくなんないで！純也いないと私生きていけない〜！！！｣
泣きわめく私に純也は…
純也｢絶対、絶対に絶対に、また会えるからね！｣
わたしの初恋は、ここで終わった。
茶色い髪が目に眩しい。
聞いたら教えてくれるだろうか。
私の知らない、中学時代の純也のこと。
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やま(プロフ) - ゆっぴ〜さん» ありがとうございます😭更新しましたので、ぜひ読んでください！！！ (2023年2月12日 15時) (
レス) @page29 id: 596462187f (このIDを非表示/違反報告)
ゆっぴ〜(プロフ) - おもしろかったですッ！更新を気長に待っています！ (2022年10月21日 17時) (レス) @page28 id: 3901101158 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やま | 作成日時：2022年4月25日 23時
