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剛典「本当に、本当に大丈夫?」




「大丈夫って言ってんじゃん」




隆二「でも、あの時すごい血の量だったんだよ?」




「もう血出てないし」




健二郎「でも…」




「だからもう大丈夫っつってんじゃん!
直人くん、どうにかしてこの人達!いたた…」






直人くんに助けを求めるといいじゃん、と笑って流され
痛む横腹を抑えると広臣が駆け寄ってくれる。




その様子を見てまた3人が大丈夫かと騒ぎ出す。




3人は私が何もやってないことを知り頭を深く下げて
謝ってくれた。




それに笑って許したら今に至る。






「ふふっ」




健二郎「何笑ってんねん」




「またこうやってみんなと話せて嬉しくて」






思ったことを言ったけどよく思えば恥ずかしい。






広臣「うお、笑」






だから広臣の胸に顔を埋め顔を隠す。




そんな私を広臣は笑って照れてるぞ、と口に出した。






隆二「何照れてんだよ〜」




剛典「ほらほら顔見せて〜」




「ちょっ、やめろって」




直己「みごとドS達に囲まれてますね」




直人「Aもどっちかって言ったらドSだよね」




ELLY「まさに類は友を呼ぶ」




「た、すけろよっ!」






笑うくらいだったら助けて欲しい。




私まだ病人よ?






「(もーいいや。どうにでもなれ)」






そう思い、顔を上げようとすると病室の扉が開き
私にタックルするように抱きついてきた。






玲於「Aさん!!意識戻ってよかった!!」




亜嵐「Aさん〜!大丈夫ですか!!」






抱きついてきたのは玲於と亜嵐で2人とも
すげー泣いてる。




でもね、それどころじゃないんだ。






「やば…」




玲於「え、Aさん?」




亜嵐「Aさん!」






2人のタックルが横腹にキタらしく
私は意識が吹っ飛んだ。






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美憂(プロフ) - 一気に読みました(^o^)vたまーに続き書いて欲しいです(*´∀`)新作も読みますね(*^^*) (2016年3月16日 17時) (レス) id: 4d15662f4a (このIDを非表示/違反報告)
朱梨愛 - 感動しすぎて大泣きしました。笑 最高です! (2016年3月10日 20時) (レス) id: 47497f1d71 (このIDを非表示/違反報告)
ララ - 最高でした。また、いい作品を作ってくださいね (2016年2月25日 2時) (レス) id: 8cafb82927 (このIDを非表示/違反報告)
麻耶 - 続きみたいです! (2016年2月24日 22時) (レス) id: 5dc2af1315 (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - 感動をありがとうございました!とてもいいお話でした!! (2016年2月24日 17時) (レス) id: f8fdab508f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:FuKa | 作成日時:2016年2月2日 23時

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