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「……」
桜花「Aちゃん。顔怖いことになってるよ?」
「桜花ちゃん…私もう死にそう」
桜花「えっ!?」
施設の縁側みたいな所で寝転がってた私に声をかけた
桜花ちゃんに擦り寄る。
そんな私に驚きながらもそっと頭を撫でて
どうしたの?と優しい声で聞いた。
「寂しいの」
桜花「寂しい?」
「うん。最近広臣仕事が忙しいから会えなくて」
桜花「ふふっ、登坂さんに会いたいんだ〜?」
「…悪いかよ」
ニヤニヤ笑う桜花ちゃんにそう答えるとさらに頬を緩ませ
ニヤニヤ笑う。気持ち悪いな。
メールや電話はするけど、やっぱり会えないのは寂しい。
会えなかった分、広臣を充電したい。
桜花「それさ、登坂さんにちゃんと言った?」
「言えるわけないじゃん。迷惑になるから」
桜花「だとしても言うべきだと思うよ?
Aちゃんが会いたいって言ったら嬉しいと思うし」
「…嬉しいもんなの?」
桜花「知ってた?男って単純なのよ」
「そっか…」
じゃあ、素直に言ってみようかな。
会いたい、って。
日向「Aー」
「んぁ?どした日向ちゃん」
日向「明日だったよね?行くの」
「あ、そうだった」
明日は久しぶりにあそこに行くんだった。
ヒロくんのとこに。
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美憂(プロフ) - 一気に読みました(^o^)vたまーに続き書いて欲しいです(*´∀`)新作も読みますね(*^^*) (2016年3月16日 17時) (レス) id: 4d15662f4a (このIDを非表示/違反報告)
朱梨愛 - 感動しすぎて大泣きしました。笑 最高です! (2016年3月10日 20時) (レス) id: 47497f1d71 (このIDを非表示/違反報告)
ララ - 最高でした。また、いい作品を作ってくださいね (2016年2月25日 2時) (レス) id: 8cafb82927 (このIDを非表示/違反報告)
麻耶 - 続きみたいです! (2016年2月24日 22時) (レス) id: 5dc2af1315 (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - 感動をありがとうございました!とてもいいお話でした!! (2016年2月24日 17時) (レス) id: f8fdab508f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:FuKa | 作成日時:2016年2月2日 23時