検索窓
今日:8 hit、昨日:1 hit、合計:280,330 hit

121 ページ22

.






「……」




桜花「Aちゃん。顔怖いことになってるよ?」




「桜花ちゃん…私もう死にそう」




桜花「えっ!?」






施設の縁側みたいな所で寝転がってた私に声をかけた
桜花ちゃんに擦り寄る。




そんな私に驚きながらもそっと頭を撫でて
どうしたの?と優しい声で聞いた。






「寂しいの」




桜花「寂しい?」




「うん。最近広臣仕事が忙しいから会えなくて」




桜花「ふふっ、登坂さんに会いたいんだ〜?」




「…悪いかよ」






ニヤニヤ笑う桜花ちゃんにそう答えるとさらに頬を緩ませ
ニヤニヤ笑う。気持ち悪いな。




メールや電話はするけど、やっぱり会えないのは寂しい。




会えなかった分、広臣を充電したい。






桜花「それさ、登坂さんにちゃんと言った?」




「言えるわけないじゃん。迷惑になるから」




桜花「だとしても言うべきだと思うよ?
Aちゃんが会いたいって言ったら嬉しいと思うし」




「…嬉しいもんなの?」




桜花「知ってた?男って単純なのよ」




「そっか…」






じゃあ、素直に言ってみようかな。




会いたい、って。






日向「Aー」




「んぁ?どした日向ちゃん」




日向「明日だったよね?行くの」




「あ、そうだった」






明日は久しぶりにあそこに行くんだった。




ヒロくんのとこに。







.

122→←120



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (293 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1096人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

美憂(プロフ) - 一気に読みました(^o^)vたまーに続き書いて欲しいです(*´∀`)新作も読みますね(*^^*) (2016年3月16日 17時) (レス) id: 4d15662f4a (このIDを非表示/違反報告)
朱梨愛 - 感動しすぎて大泣きしました。笑 最高です! (2016年3月10日 20時) (レス) id: 47497f1d71 (このIDを非表示/違反報告)
ララ - 最高でした。また、いい作品を作ってくださいね (2016年2月25日 2時) (レス) id: 8cafb82927 (このIDを非表示/違反報告)
麻耶 - 続きみたいです! (2016年2月24日 22時) (レス) id: 5dc2af1315 (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - 感動をありがとうございました!とてもいいお話でした!! (2016年2月24日 17時) (レス) id: f8fdab508f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:FuKa | 作成日時:2016年2月2日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。