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「よっ」






手を上げながらこっちに歩いてくるGENE軍団に挨拶すると
真っ先に亜嵐が両手を広げて走ってきた。






涼太「亜嵐くんお先!!」




亜嵐「ああー!!!!」






でも、その亜嵐を追い越して先に抱きついてきたのは
涼太だった。






「可愛いなぁ涼太は」




涼太「へへっ」




亜嵐「離れろ〜!」




玲於「涼太くん離れて」




龍友「これ臣さんが見たら怒るんじゃ…」




メンディー「怒るねきっと」






そう思うならコイツら引き剥がしてくれ、と頼んでも
面白いから嫌ですって断られた。




くっそ。




もう諦め涼太の頭をぽんぽんしてると施設の駐車場から
車の止まる音がした。




ということは…






剛典「あー!Aが涼太達と浮気してるー!!」




健二郎「ほんまや!堂々と浮気しとる!」




「なっ、違う!」






浮気じゃない、と弁解しようとするが2人の声が大きくて
弁解することができない。




どうしようか悩んでると隆二くんと歩きながら来た広臣は
私の状況を見ると黙って両手を広げた。






「っ、ごめん!」






涼太と亜嵐と玲於に謝りながら自力で引き剥がすと
広臣の腕の中に走って飛び込む。




おいでの一言くらいくれてもいいじゃんか。




そんな意味を込めて首に腕を回しぎゅーっと抱きつく。




隣にいる隆二くんが熱いなぁなんて言ってるのが
聞こえる。






亜嵐「あ、あ、え…嘘、」




ELLY「亜嵐。残念だけど本当だよ」




亜嵐「オーマイガッ!!」






あ、そうだった。




GENEのみんなには言ってなかったんだった。




広臣から離れ、振り向いて






「私、広臣と昨日から付き合うことになった」






そう報告するとさらに亜嵐が嘘だー!って叫んだ。




残念ですが本当です。




他のみんなはおめでとうって言ってくれたけど
亜嵐だけすごく落ち込んで中々言ってくれなかった。






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美憂(プロフ) - 一気に読みました(^o^)vたまーに続き書いて欲しいです(*´∀`)新作も読みますね(*^^*) (2016年3月16日 17時) (レス) id: 4d15662f4a (このIDを非表示/違反報告)
朱梨愛 - 感動しすぎて大泣きしました。笑 最高です! (2016年3月10日 20時) (レス) id: 47497f1d71 (このIDを非表示/違反報告)
ララ - 最高でした。また、いい作品を作ってくださいね (2016年2月25日 2時) (レス) id: 8cafb82927 (このIDを非表示/違反報告)
麻耶 - 続きみたいです! (2016年2月24日 22時) (レス) id: 5dc2af1315 (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - 感動をありがとうございました!とてもいいお話でした!! (2016年2月24日 17時) (レス) id: f8fdab508f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:FuKa | 作成日時:2016年2月2日 23時

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