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隆二「速かったねー」



剛典「必死すぎっすよー」



広臣「うるせぇ」





笑ってる剛典と隆二、それを睨む広臣。



私はというと、まだ状況がわからない状態。





「え、」



広臣「ほら、帰るぞ」





突っ立ったままの私の手を温かい手が握り車の方に

歩き出す。



その後ろを剛典と隆二もついてくる。





「ちょっと、なんで臣ここにいんの!?」



広臣「隆二からすげー写メ送られて電話して聞いた」



「あの時の電話臣だったんだ」



隆二「Aと思ったら俺で余計に焦ってね」



広臣「うるせーよ。

てか、なんでお前らもついてくんだよ!帰れよ!」



剛典「えぇー俺らも送ってくれるんじゃないんですか?」



広臣「悪いけどこの車Aしか乗せねーから」



「「だってA」」



「〜っ、うるさい…」





私の臣への気持ちを知ってるから、からかってくる。



きっと今の私の顔は赤いんだろうな。





広臣「A、助手席な」



「う、うん」



広臣「じゃ、気をつけて帰れよ」



剛典「はいはい、さよーならー」



隆二「送り狼になっちゃダメだよ臣」



広臣「お前じゃないから大丈夫」



「あのっ、剛典、隆二!気を付けてね!」



「「はーい」」





窓から顔を出し、2人の姿が見えなくなるまで

手を振り続けた。





広臣「すげー楽しそうだったな」



「え?」



広臣「写真だよ。ちょー笑顔だった」



「あぁ。2人と関係切って友達になったからね」





臣の方を向いてそう言うと「え?」と驚いてる。



驚いてる顔、可愛い。



そんな臣に手を伸ばすと手を重ねてくれて

自然と絡まる指に頬が緩む。





「臣に早く話したいことがあるの」





笑顔でそう言うと、「わかった」と臣も微笑んで

スピードをあげてくれた。





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ココロ - 幸せな気持ちで一杯になり…楽しく読ませて頂きました。ありがとうございました。その他の連載も読ませていただきますね。^_^ (2016年2月6日 20時) (レス) id: eafd712276 (このIDを非表示/違反報告)
まゆみ(プロフ) - 完結おめでとうございます!すごく面白かったです!最高でした!ありがとうございます!新作も楽しみにしてます!応援してます!大好きです! (2016年1月9日 22時) (レス) id: 1e7e5cfa2a (このIDを非表示/違反報告)
愛菜(プロフ) - こんばんは、お話読ませて頂きました。3人ともヒロインちゃんから袖にされてイライラMAXみたいですね!そして登坂さんには不倫がバレてしまいましたし!!さぁどおするヒロインちゃん(笑)更新ありがとうございました。 (2015年12月29日 22時) (レス) id: 7da404dcb0 (このIDを非表示/違反報告)
FuKa(プロフ) - いわたんさん» コメントありがとうございます! 一応、私の中では決まってるんですが、どうしようか悩んでいます…。 楽しんで頂けるよう頑張ります♪ (2015年12月29日 15時) (レス) id: 477ffe82d3 (このIDを非表示/違反報告)
FuKa(プロフ) - いわたんさん» コメントありがとうございます!主人公は罪なオンナですね…笑 岩ちゃんと主人公の関係これからどうなるのかお楽しみください♪ (2015年12月29日 15時) (レス) id: 477ffe82d3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:FuKa | 作成日時:2015年12月22日 0時

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