路地裏ロボット《怪盗キッド》

製造番号２４ キッドside ページ26

怪盗キッドside









雨宮サンと楽しい会話をした後、俺は真っ直ぐ家に帰り、パソコンを開いた。









迷わず阿笠邸宛──否、名探偵宛に手紙を送る準備をする。









普通に日時と場所を書いても警部たちを呼びかねないから、取り敢えず暗号にしておく。









内容はこうだ。









《〇月〇日、△✕ビルの屋上。




路地裏好きの女性について話したいことがある。》









とかでいいよな？









後は暗号にするだけだ。









あとは、雨宮サンの事か。









雨宮Aサン、









俺の同級生で、好きな人。









知り合って数日だけど、









謎の多い人だ。

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