検索窓
今日:4 hit、昨日:8 hit、合計:27,422 hit

製造番号22 ページ24

Aside









「御機嫌よう、お嬢さん。」









『!?』









ジンとの電話を終えた直後、いきなり後ろから怪盗キッドさんの声がした。








いつからいたのだろう、電話の内容を聞かれていれば、コナン君にバレかねない。









もしコナン君にバレたら確実に3つは雷が落ちる。









うん、それだけは嫌だ。









私はまずそれを回避する為に、電話の内容を聞いていたかを確認する。









『怪盗キッドさん、電話の内容聞いてました?』









「いえ、今来たので電話の内容は……。」









ふぅ、良かった、聞かれていないようだ。









3つどころか考えれば4つも5つも落ちる可能性がある。









今度から気を付けなければ……!









私は溜息を着いた。









そして笑顔で怪盗キッドさんに向き合う。









『ようこそ我が家へ、怪盗キッドさん。




ゆっくりして行ってくださいね。




待っていてください、お茶を持ってきます。』









「いえ、お構いなく。




私は目的を果たしたら帰りますから。」









目的とはきっと手紙に書いてあった事だろう。









ならば絶対に貴方の目的は達成されない。









『私の心はそう簡単に揺るぎませんよ?』









「大丈夫、私がその心を揺るがせてあげます。」









『随分自信があるんですね。』









「ええ。狙った獲物は逃さないので。」









そう言って怪盗キッドさんはニヤッと笑う。









『ふふっ、何処かの探偵達に捕まっても私は知りませんよ?




私の背後に何があるか分かっていないようですから。』









「では貴方には警察関係にコネクションがあるという解釈で良いのですね?」









『まあ、そんな所ですよ。』








蘭ちゃんや園子ちゃんが

「沖矢さんったらホントに親バカよねぇ!」
「それ言ったら安室さんのシスコンっぷり!あれはかなりの重症だよね〜。」

とか何とか話してた事を思い出す。









それが本当だと信じれば、怪盗キッドさんはかなり危険な目に会うだろう。









FBIのお縄に付くか、公安に連行されるか、組織に始末されるか。









それか───







































私に近ずけなくなるか。









貴方はどうなるのでしょうね?









憐れな魔法使い(怪盗キッド)さん。

製造番号23→←製造番号21 キッドside



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.4/10 (44 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
63人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

28cm(プロフ) - Blue purpleさん» BIue purpleさん、投票有難うございます! (2018年3月2日 22時) (レス) id: 0d354a01d1 (このIDを非表示/違反報告)
Blue purple(プロフ) - 2がいいです。 (2018年3月2日 22時) (レス) id: 1b34d3a9ec (このIDを非表示/違反報告)
28cm(プロフ) - かずねえさん» ななななんだってぇ!?ってもう教えたかw (2017年8月2日 22時) (レス) id: 0d354a01d1 (このIDを非表示/違反報告)
かずねえ(プロフ) - 28cmさんやっぱり検索しても出てこないっす! (2017年8月1日 21時) (レス) id: a8df05ba70 (このIDを非表示/違反報告)
28cm(プロフ) - 森導さん» 森導さん応援ありがとうございます!更新頑張ります! (2017年5月9日 20時) (レス) id: 0d354a01d1 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:28cm x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2017年2月26日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。