今度は俺がトリップとか聞いてねぇ！！【名探偵コナン】

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Aside




秀「茶番はもう終わりにしようか。」




『……はぁ、気付かれてたかぁ。

おっかしいなぁ、ちゃんと違うイケボにしたんだけど。』




秀「俺の事は欺けなかったという訳だ。

まあ、俺の方がイケボだがな。」




『ファッ！？嘘だろ！！

お前自分がイケボって自覚あったの！？

うわー、流石罪深い男！』




秀「なんだそれ。」




２人でひとしきり笑ったあと、まだ会話は続く。




『やぁ、久しぶりですなぁ秀さん。』




秀「そうですなぁAさん。」




『こっちに戻ってきて生活はどうなった？』




秀「俺は外出が減った。

安室君は作り笑いが目立つようになったな。

坊やはたまに変な事を言い出すようになった。

灰原さんは現在進行形で引きこもりらしい。

怪盗キッドの事件を最近見なくなったし。

平次君はあまり分からないが……

ああ、あと最近組織内の様子がおかしいらしい。

特にジンとベルモットの様子がかなりヤバいらしいな。

笑ったと思ったら急に泣き出したり、

急須にお茶を入れて幹部全員に配ったり、

その２人がおかしくなってから任務どころじゃなくなったらしくてな。

今、ＦＢＩも公安も困惑状態だよ。」




『うん、取り敢えず皆やばい事は分かった。

特にジンさん達と哀が。』




てか俺国家勢力をも困惑させるって神じゃね？




秀「とにかくいち早く皆の所へ行け。

ヤバい奴が最優先だ、分かったな？」




『アイアイキャプテン。

てか、秀は外出が減っただけかぁ……

もうちょっと「Aロスになった」とか言ってくれて良いのに！』




秀「なんだそれ、ロスになんてなるものか。」




『うわーん、秀ちゃんがいぢめるー！』




秀「秀ちゃんは辞めろ。」




『お前、口が達者になったなwww』




秀「そうか？俺はそんなに気にしていないが。

そうそう、夜道を歩いてるとジンのポルシェと遭遇すると思うぞ。

俺のことはいいから、組織をどうにかしてくれ。」




『アイアイキャプテン！

じゃあ今日はこのあとがっくんと透のとこに行って、そのあとジンさんに会いに行こうか！』




秀「是非そうしてくれ。」




『うん、じゃあ俺もう行くわ。

じゃあな〜！！』




そう言って俺は客室を出た。

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