今度は俺がトリップとか聞いてねぇ！！【名探偵コナン】

届ケ物ヲスレバ道ハ開ク ページ18

結果から言おう。


蘭ちゃん達バリ強ぇ(真顔)


だって！秀や透に圧勝した俺が凄く手間取ったんだぜ！？


『蘭ちゃん、もしかしなくても君、警察より強いよ。』

蘭「えぇ！？そんな事ないですよぉ！」

『いやいやいや、絶対蘭ちゃん強──』


プルルルルルル…プルルルルルル…


『おっと電話だ、ごめんちょっと出てくる！』



なんなんだこんな時に、そう思った俺は、画面に「降谷零」と表示されている事に驚いた。


『もっしもーし、俺だよ、俺俺！』

透「母さん助けて詐欺は現在受け付けておりません。」

『あっそーなの？んじゃ切るわ。』

透「謝るからストップ！」

『くくっ、冗談だよ冗談！Aジョーク！』

透「済まないがAジョークに付き合っている場合じゃないんだ、お前の家に会議の書類を忘れてしまって、届けてくれないか？」

『待って、何で俺の家にお前の書類があんの？』

透「ぼく、おそうじしにいったのー。」

『がっくんの真似か？似てないぞ。』

透「るっさい、しけーにするよ？」

『切るぞー』

透「待って待って待って！！」

『………そんで？何処に届ければいいんだ？』

透「さっすが俺のA！取り敢えず今、米花駅前に風見を待たせてるから２０分以内に風見に渡してくれないか？」

『いつから俺はお前のになったんだ。
それとな、俺風見さんわからない。』

透「背が高くて短髪で深緑色のスーツを着ていて強面で黒縁メガネをかけてる男だ。」

『うーん、分かっかなぁ。』

透「そう言うと思って、合言葉を考えておいた！」

『おお！それは有難い！(きっと赤井○ねとかだろうな。)』

透「お前が風見らしき奴を見つけたら、そいつに「赤井」って言ってくれ、風見だったら「○ね」って答える。いいか？「赤井」「○ね」だからな？」


うん、知ってた、予想はしてた。


『もっと他のねーのかよ……』

透「ん、何か言ったか？」

『ナンデモナイヨー。
んじゃ、今家に着いたからもう少ししたら駅前に行くよ。………んで、報酬は如何程？』

透「………１０日なら空いてる。」

『よし、じゃあその日何か奢れよー♪』


じゃーな、と言って俺は電話を『ブチッ』と切ってやった。


『えーと、書類書類……
あったあった！えっと、ゴクヒブンショ？
何でこんなもんが家に…ってかアイツいつ入った！？』


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