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私がついてまわること数週間後、
この日はコンサートの
セットリストの案を出し合っていた。
龍太はもちろん康二との曲を
出し合っていたのを私は見ていた。
室「いやでももう一曲歌いたいよなぁ」
向「でももう一曲歌うとなると他の子のが削られてまうで？」
室「う〜んでも...」
いつもはパパッとすぐに
決められる室くんが
珍しく決められずにいた。
結局康二との話し合いの結果、
やらない方向になったみたいで。
やらないと決まった後も
外に出てはどこか一点を
見つめて考えているようだった。
私も流石にむず痒くなり、声をかけた。
『珍しいですね、室くんが悩んでるって』
室「うお！？びっくりした...別に珍しい事でもないけどな」
『そうなんですね』
少し沈黙が流れ、
その後言われた言葉は今でも衝撃的だった。
室「俺な、この公演を最後にジュニアを卒業して俳優として活躍するねん。」
『...え！？それ本当ですか！？』
室「ちょ声デカイ！...ほんまやって。まだみんなには内緒にしとってな？だから、康二とも関西ジャニーズJr.として歌うの最後になるからもう一曲歌いたかってんけどな...」
そう言って室くんは
曇っている空を見上げる。
『言えばいいじゃないですか、もう一曲やりたいって』
室「言うたやん、でもそんな俺のわがままなんて受け入れてくれへんよ」
『まだ分からないじゃないですか、今ならまだ間に合うかもしれませんよ！」
室「ええって、もう」
『だってそしたら室さん後悔しちゃu(((室「だからもうええって！！」
室「俺は最年長として我慢しなきゃあかんの！自分のわがままが通用する世界やないんやって！！もうほっといてや！！」
そう言って室くんは中に入っていった。
『自分のわがままが通用する世界じゃない、、、か』
そんなのやってみないと分からないのに
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かなうさぎ。(プロフ) - シシィさん» コメントありがとうございます！わくわくさせられるような作品になればと思ってます！ぜひお楽しみください！ (2020年8月5日 8時) (
レス) id: 8d5bc450c3 (このIDを非表示/違反報告)
シシィ - 更新ありがとうございます！とても嬉しいです。気になる展開です！ (2020年8月5日 1時) (レス) id: 0f05c33301 (このIDを非表示/違反報告)
かなうさぎ。(プロフ) - 菜未さん» コメントありがとうございます！そのうち絡みとかも入れたいと思ってます！ (2020年5月21日 14時) (レス) id: 8d5bc450c3 (このIDを非表示/違反報告)
菜未(プロフ) - 手越君出してくれてありがとう！！ (2020年5月21日 10時) (レス) id: f5c2d5f7a7 (このIDを非表示/違反報告)
かなうさぎ。(プロフ) - こここぷりんさん» コメントありがとうございます！少し先になるかもですが丁度今後のストーリー展開に入れようと思っていたんです！これからもこの作品を読んでくれると嬉しいです！ (2020年5月17日 20時) (レス) id: 8d5bc450c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かなうさぎ。 | 作成日時：2020年5月10日 1時
