SnowManに舞い降りた藤の花【３】

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深澤side
『もしもし』



岩「もしもし、誕生日おめでとうふっか」



『ありがとう、照』



岩「もしかして俺が最初だったりする？」



『残念先客がいます笑』



岩「え、誰？」



「残念だったな、私が最初だ！」



岩「え、もしかしてA一緒にいんの？」



『その通り、なんかさっき来た』



岩「ほぉ〜？ギリ成人してないやつを家に連れ出してるってお前相当やべぇーな。メンバーに事情聴取させられるぞ？」



『A来た時点で悟ったから笑』



岩「まぁお邪魔だろうからな、また舞台でな」



『はーい』





そこで通話は切れた。


　


「もっと照くんと話したかった！」



『今日は俺で我慢してください笑』



「あ、そうだプレゼント持ってきたんだ！」



『え、プレゼントAでいいけど(真剣)』



「...それは置いといて！まずプレゼント受け取ってください！」





そう言ってAが出したのは





小さな白い箱に紫のリボンがついた箱。





『今開けていい？』



「ふふ、どーぞ！」





箱を開けると、





そこには俺の好きそうなピアスが。





『え、めっちゃ好みなんだけど！ありがとう！』



「いえいえ！気に入ってくれてよかったぁ...」





俺がそういうとAホッとしたのか





肩を撫で下ろした。





こいつ意外とプレゼントとか





めちゃめちゃ考えて渡しそうじゃない？





そういえば、





照と最近よく話してたなぁと





思ってたけどこれのことだったんだろうなぁ...





「ふっか」



『あ、ごめんぼーっとしてt(((ﾎﾞﾌｯえ？』





２７歳になってからAに




何回抱きしめられんだよ俺





「ふっかには今だけ私の温もりを思う存分感じれるという特権をあげます」





『可愛い事いうんだな、まぁお言葉に甘えるとするか！』





そう言って抱きしめ合いながら、





寝ちゃって次の日の滝沢歌舞伎に





遅れそうになったのは二人だけの秘密。

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