第３３Ｑ ページ45
黄瀬「隣の秀徳も終わったみたいっスね」
笠松「これで決勝は秀徳対誠凛か...つか１日二試合ってムチャしすぎだろ...ま、泣いても笑っても３時間後....決勝リーグ進出校が決まる....！！」
『んと...誠凛と秀徳のパラメーターを比べると....げっ..』
ギリギリだなオイ...
そして、試合10分前....
『あぁ...胃がキリキリする...』
笠松「お前試合前いつもじゃね？大丈夫かよ...」
緊張してんだよバーロー
秀徳戦ぞ？秀徳ぞ？可愛い後輩と弟(仮)が出るのに緊張しない訳ないだろがバーロー
黄瀬「おっ、秀徳と誠凛出てきたっスよ！」
笠松「誠凛が王者連続撃破の奇跡を起こすか、秀徳が順当に王者のイスを守るか...さぁ...決勝だ！！」
審判「試合を開始します！」
ビーーーーーーーーッ
黄瀬「始まった...」
笠松「まずは誠凛ボールか...にしても隙がねぇな...」
さて、秀徳が誠凛相手にどう出るか....
テツヤと大我の連携で先取点かと思いきや...
ﾊﾞﾁｯ＿＿＿＿
笠松「なっ....！」
『やっぱり一筋縄じゃいかねぇか...』
中学の時より身長が高くなってるお陰で、大我のダンクを軽々叩き落とせるんだもんな....
そして何より.....１０番、高尾和成...
それから約２分、どちらも譲らずの状態が続いた。
黄瀬「均衡状態...」
『.....バスケットの試合は４０分、１０分×４って細かく区切られてる、それはつまり、最低３回は流れが切れて変わるポイントがあると言う事』
笠松「けど逆に言えば、１度流れを持ってかれると、そのＱ中に戻すのは困難だ。両チーム無得点のままもうすぐ２分、このまま行くと第１Ｑは恐らく....先制点を取った方が獲る！！」
ゴールから外れたボールを主将の大坪が取り、自分のゴール側に投げる。
『来た.....！』
緑間最強の武器...３Ｐシュート...！！
『先取点は秀徳か....』
あのシュート...改めて見ると圧巻だな....
黄瀬「均衡が破れた！！」
笠松「これで流れは秀徳だ！！」
果たして本当にそうだろうか…
テツヤが秀徳のゴール側から誠凛のゴール側へボールをぶっ放す。そのパスを受けた大我がダンク決める
黄瀬.笠松「「..............」」
『ふっ、流石はテツヤ、譲らないねぇ...』
それからはずっと、緑間が３Ｐを打とうとしてもパスを出すばかりだった。
黄瀬「(珍しいっスね...緑間っちは外れる可能性のあるシュートは打たない...でも今のは行こうと思えば行けたんじゃ...！？)」
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黒猫(プロフ) - cherrycatさん» わぁぁ！！コメントありがとうございます！初コメで凄く嬉しいです！！ありがとうございます！！頑張ります！ (2017年3月28日 18時) (
レス) id: 0b34f92d8e (このIDを非表示/違反報告)
cherrycat - 黒猫さん！このお話！楽しく読んでます！！これからがんばって下さいね！！応援します！！ (2017年3月28日 18時) (レス) id: d1ff453388 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒猫 | 作成日時：2017年2月26日 17時
