第３２Ｑ ページ44
審判「誠凛、メンバーチェンジです！」
黄瀬「黒子っちが出たって事は....」
『賭けに出たな...』
ラスト五分で６点差....ホントに一か八かだな...
まぁでも、テツヤに付いてるのが津川だし...何とかなるかな...
笠松「津川って奴、黒子の事見失ったな」
ほーらね...(；¬∀¬)ﾊﾊﾊ…
観客１２「うおおおまた来た！！誠凛の魔法のパス！！」
それからというもの、テツヤのパス回しのお陰で２点差まで縮めた。
黄瀬「すごいっスね...よっぽど研究したんスね....」
『あー、そう言えば、DVDデッキ１個オシャカにしたとかしなかったとか....まぁそれでなくても、古武術には独特の癖がある』
黄瀬「癖？？」
『うん、古武術ってのは、その名の通り古の技、現代のスポーツ科学とは考え方が全く違う。それをバスケに応用した特殊な動きが正邦の強さ....だけど、特殊ってことは、それなりの癖がある。その癖から次の動作を予測するために、DVD見すぎてオシャカにしたんだろーね』
笠松「つっても、応用できるようになったのは後半からだけどな…」
『まぁ実際癖って言うほどあからさまなもんじゃないからねー....その分苦戦するんだよ...』
説明している間に、土田君が３Ｐを決め、逆転する。
『ラスト２５秒...』
黄瀬「時間ねぇ...」
笠松「取られるわけにゃいかねーな…」
しかし、正邦の主将、岩村がダンクを決めたせいで１点差が開く
岩村「王者をなめるなよ！！貴様らが勝つのは１０年早い！！」
『....！？...オールコートマンツーマンDFに切り替えた！？』
笠松「守るどころかもう１ゴール取る気だ！」
厳しいな...マンツーマンDFならまだしも、オールコートとなると...伊月君でさえも突破出来るかどうか...
伊月君からテツヤへパスが出され、恐らく土田君にパスを出そうとした先に津川が出てくる
黄瀬「なんで....！？」
『パスコースから逆算したか...！！！』
もう無理か...！？誰もがそう思った時だった。
火神「黒子ォォォ！！！」
スルー...？
『....！！パスターゲット切り替えた！！』
黄瀬「この一瞬で！？」
そして、しっかり日向君にパスが繋がり、３Ｐを決めた所で試合が終わった
『あっぶな...ギリッギリ...』
黄瀬「ヒヤヒヤした〜...でも良かったっスね！」
笠松「あぁ」
良かったよそりゃね？？でもお蔭さまでこっちは胃が痛いですよ、はい。
審判「７３対７１で誠凛高校の勝ち！！」
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黒猫(プロフ) - cherrycatさん» わぁぁ！！コメントありがとうございます！初コメで凄く嬉しいです！！ありがとうございます！！頑張ります！ (2017年3月28日 18時) (
レス) id: 0b34f92d8e (このIDを非表示/違反報告)
cherrycat - 黒猫さん！このお話！楽しく読んでます！！これからがんばって下さいね！！応援します！！ (2017年3月28日 18時) (レス) id: d1ff453388 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒猫 | 作成日時：2017年2月26日 17時
