好きです。猫被り先生[小瀧]

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えっと…、あれ？








先生って、確か20歳やっけ…









『俺の後輩になりたいならちゃんと頑張り？』








優しく微笑む望先生、









ああ…あかん。こんな顔反則や、









嘘なんてわかってるけど、好きやねん










『ちょっとお母さんのところ行ってくる』






「え？あ、はいっ、」









そう言えば足早に下に降りていく先生











その間にテキトーに問題を解いていく、









『なぁなぁ、』








「あ、おかえりなさい…です。」









『日数増やしてもらえたから、これから週4』








「え、？」








嬉しい…はずやけど、素直に喜べへん







こんなにいい先生を私だけが独占してしまって







ええのだろうか、







「…先生？」







『あ？』







「私なんかに週4も使ってええんですか…？」







『あ〜、俺生徒Aちゃんだけやし』







「は？」







何今の、さらっと爆弾発言…？






『は？ってなんやねん、俺先生やぞ』







「す、すみません、」







『せやから忘れんなよ〜』








「…忘れるわけないやないすか。」









この人はとことんいい人なんや、








うまく表現できてないだけ、









この期待に応えなあかん、









その、プレッシャーが思い雪のように







どっとのしかかってきた

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