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「わっ!り、隆二!?」
背中に隠れる私を引っ張り、まだ私を見ているGENEのみんなの元に私を連れていく。
隆二「これからも見かけると思うから紹介するね。
臣のカノジョの中川A」
「あ、ど、どうも。中川Aです」
咄嗟の自己紹介でどもってしまうと、隣で隆二が笑いを堪えている。
私も少し恥ずかしいと思ってるんだから笑うんじゃないよ、という意味で横腹に一発パンチを食らわせた。
そこでやっと、臣と剛典が帰ってきた。
臣はスッキリした顔で私の隣に立ち、反対にゲッソリした顔の剛典は正面から抱きついてきた。
「お疲れ」
剛典「Aのことになると臣さん怖い…」
広臣「あたりめぇだろ。カノジョなんだから」
今でも口に出して“カノジョ”って言われたら照れてしまう。
でも今日は、私だけじゃなくてGENEのみんなも恥ずかしそうにしていた。
抱きついたままの剛典だけは幸せそうでなにより、と言ってぶーたれていたけど。
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もし、こういう話が見たい!という方がいましたら
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できたら、OFFの時みたいな感じの甘いのがいいです!
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作者名:FuKa | 作成日時:2016年3月25日 15時