【L.A.F.S】-A.Shirahama- (ページ5)

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亜嵐「えっ！Aちゃん年上だったの！？」

亜嵐くんと話し始めて軽く１時間。
最初に抱いていた緊張も少しづつ減っていき、最初よりはスムーズに話が進む。

その中で１番亜嵐くんが驚いたのが、私の年齢。
軽くあなたの２歳年上ですけど。
もしかして、私が敬語でずっと話してたからそう思ったのかな。

亜嵐「えっと、Aさん、ごめんなさい」

年の差を実感してると、呼び方も改まり敬語になった亜嵐くんが謝る。
突然すぎて、今度は私が驚く番。

亜嵐「絶対、不快な思いさせてましたよね。本当にごめんなさい」

誰が見てもわかる程落ち込む姿は、ファンが見たら声を揃えて可愛いと言うのだろう。
私もファンの１人だけど。

「亜嵐くん、私は何も気にしてないから大丈夫です。
寧ろ、敬語使われる方が気にするから今まで通りでいてください」

亜嵐「っ、…ありがとう」

落ち込んだ姿とは変わって笑顔になった亜嵐くん。
それを確認し、時間が時間なのでお開きにすることに。

カフェを後にする時

亜嵐「ねぇ、また来てもいい？
此処にいる時は芸能人とかファンとか関係なく俺と話そうよ。
もちろん、その時はAちゃんも敬語無しね！」

まさかの亜嵐くんの言葉。
なんだか、新しい友達が出来たみたいで嬉しくて

「もちろん」

と笑顔で頷いた。

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