裸眼 ページ42
.
「剛典、おはよ」
ぼやける視界の中、廊下のど真ん中を歩いている剛典に駆け寄り肩をポンと叩く。
あれ、おかしいな。
いつもなら、Aちゃん!って飛びついてくるのに今日は飛びついてこない。
もしかして、体調悪いとかかな?
そう思ってると、グイッと顔が近づき
「あの、岩さんじゃないっす」
あれ、剛典じゃない。
鼻が触れるんじゃないかって距離に近づいた顔をよく見てみると、何が剛典だ、亜嵐じゃないか。
「てっきり剛典かと思ってた」
亜嵐「もしかしてコンタクトしてません?」
「ご名答」
亜嵐の言う通り、コンタクトが切れてしまったため今日は裸眼で来てみた。
そしたら、この有様だ。
亜嵐「……不安だから楽屋まで送ります」
そう言って私の手を取る。
それはとてもありがたい。
なんか意地でも眼鏡をかけずに事務所に行く、と決め家を出てからは小さな段差につまづいたり、人にぶつかったりと大変だったのだ。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2082人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「登坂広臣」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
レモン - ちゃん付け嫌です。呼び捨てがいいです。わがままですいません (2017年12月24日 14時) (
レス) id: d33449cb9c (このIDを非表示/違反報告)
FuKa(プロフ) - 美和さん» 少しずつでも更新していきますね(￣▽￣;)いやいや、私も回転寿司とか行ったら行ったらケーキそのくらい食べますよ笑 (2016年10月23日 16時) (レス) id: 0d65c6d1a1 (このIDを非表示/違反報告)
FuKa(プロフ) - いちにーにーごさん» 夜には更新しますので、それまでお待ちください(〃艸〃) (2016年10月23日 16時) (レス) id: 0d65c6d1a1 (このIDを非表示/違反報告)
FuKa(プロフ) - Annaさん» 夜には移行を完了したいと思ってるのでお待ちを(*｀･ω･)ゞ (2016年10月23日 16時) (レス) id: 0d65c6d1a1 (このIDを非表示/違反報告)
美和 - 更新気が向いた時で構わないので楽しみに待ってます。主人公ちゃんケーキ２フォール凄いね!私は回転寿司屋さんのケーキ８皿食べたら妹にドン引きされました(笑) (2016年10月23日 13時) (レス) id: c7fea19952 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：FuKa
| 作成日時：2016年8月31日 23時
