20 ページ21
「ども〜。妹がお世話になってます。お兄ちゃんです☆」
護衛に人が来るとは聞いてたよ。誰とは聞いても教えてくれなかったし。でも護衛の任務要請だから人気のないところでバレないように落ち合おうねって昨日の悠仁達と電話してたのに....。キャラ作ってるところを見られて爆笑されても困るし、ボロが出ても困る。
でも、1番は....
爆豪「あ"？兄貴だと？」
そうこれ！！！！最近何かとつっかかってきたり睨んできてた爆豪君！！！多分ボロが出ないか探りを入れてたんだろうな！わかりやすかったよ！！
彼は頭がいい。故に他のクラスメイトは抱かなかった疑問を持ち続けた子。深く関わるでもなく無関心でもなく、私が本当に
幸いにもここに悠仁達はいない。まだ、実はお兄ちゃんがいたんだ！サプラーイズ！！で済む段階！！なんとかしなくては...。
『お、おにいちゃん。なんでここに？ここ、学生の控室だよ...？
(なっんでよりにもよってここに来るの！？頭沸いてる！？)』
「なんでって、Aに会いたかったからに決まってるじゃん？
(えぇー、だってこっちのほうが面白いじゃん☆)」
アイコンタクトでの会話。ふざけんなし。おもしろがってるだけじゃん。恵も止めてよ...。
葉隠「長身のイケメン？がお兄さんなんてAちゃんいいなぁ！！！」
透ちゃんの一言で固まってた皆がはっとした表情になる。お前兄貴なんていたのかよ！とかその目隠しで見えてんの？とかお兄ちゃんに興味津々。
「普段仕事で全国飛び回ってて中々Aに会えないからね！それにしても君たちのことはよく聞いてるよ！これからもよろしくね！」
さらっと私の中の問題解決までしやがったぞこいつ。なんだこれ。ふと時計を見るともうすぐ選手入場が始まる時間だった。
『お、お兄ちゃん！もうすぐ皆入場の時間だから！観客席行こっか！』
「もうそんな時間？行こっか。」
『じゃあ皆！頑張ってね！応援してる！』
体育祭終わったら質問攻めに会うこと間違いなしの未来を想像し震えたいが、一刻も早くこの現状から逃げたい一心でお兄ちゃんの背中を押して控室から出た。
____________________
(体育祭の後でボロ引き摺り出してやる..！)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1211人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆずな - 峰田くんの漢字間違ってますよ！ (9月20日 18時) (
レス) @page39 id: f39121074c (このIDを非表示/違反報告)
菊(プロフ) - 23、「でわ」は「では」じゃないでしょうか (2022年4月2日 16時) (レス) @page24 id: 073ffef2d2 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこわたあめ(プロフ) - 15ページの14で、峰田くんの名前が峯田になってます…。すいません、こんな誤字指摘で…！この作品、今まだ途中なんですけど面白いです！これからも応援してます！頑張ってください！ (2022年1月23日 13時) (レス) @page15 id: e49e142c99 (このIDを非表示/違反報告)
麗亜 - あまり、文章書かなくて、こんな注意するだけのゴミですいません。 (2021年11月20日 22時) (レス) @page25 id: 436e3086c5 (このIDを非表示/違反報告)
麗亜 - 24ページ25の爆豪君といるところ"一睨み"かと思います・・・違ったらごめんなさい。私、あまりこうゆうの詳しくなくて、今まで"____なってますよ"とか言ってすいませんでした。 (2021年11月20日 22時) (レス) @page25 id: 436e3086c5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：はなな | 作成日時：2021年9月1日 22時
