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緑谷side
相澤「おい、何してる。入ってこい。」
相澤先生が編入生を呼ぶと抵抗しているのか中々教室に入らない。するとにゅっと手が伸び、相澤先生の服の背中をキュッと掴んだ。
「「「(なんか出た！！！！)」」」
相澤「はぁ、それでもいいからこい。」
そう告げるとおずおずと女の子が相澤先生の後ろに隠れながら教室に入ってきた。白髪で教室の中なのにサングラスをかけている。
相澤「自己紹介。」
『ううっ、ご、五条A....。よろしく....。』
相澤先生の後ろからひよっこりと顔を出し怯えるように震えた彼女は小さな声でそう言った。そんな彼女をみてひとつ疑問が浮かんだ。
爆豪「せんせー。ここは雄英のヒーロー科だろ。そんな弱っちぃやつがなんでくんだよ。」
そう。かっちゃんの言う通りヒーロー科に編入なのにビクビクと怯え、この子が敵と戦う姿が想像できない。皆も同じことを思っていたのかうんうんと首を振る人が多かった。
『ひえっ...。』
相澤「五条は特殊な個性のせいで敵に狙われている。今まではヒーロー公安委員会の保護を受けていたが、今回敵襲撃を打ち返したという功績のついたこのクラスに編入して、自分で安全を確保する術を学ぶと共にヒーローの卵である君らが近くにいるという環境下で刺激にもなり、安全性にもつながると判断された。
つまり、お前たちにこの子の護衛を頼みたい。」
僕たちは息を呑んだ。先日の敵襲撃もオールマイトがいたからの撃退であり、僕たちの力はまだまだ敵には通用しないものであると実感したばかりであるからだ。そんな僕たちにお構いなしに相澤先生はそれに、と続ける。
相澤「ただでは編入していない。筆記試験では君らより高い基準で試験を受けほぼ満点合格。個性を使ってのサポート能力は実践済みだ。お前たちにも力になるだろう。」
飯田「先生！！！五条さんの個性とはなんでしょうか！！！」
ビシッと飯田くんが挙手し問う。相澤先生はちらりと五条さんの方を見て
「ここで個性使えるか。」
と聞いた。五条さんはまたおずおずと相澤先生の背中からひょっこりと顔を出し、サングラスを外してスッと峰田くんを指さした。サングラスを外した五条さんの目は吸い込まれるように綺麗な碧だった。
『峰田実、さん。
個性...もぎもぎ。』
僕らは驚愕した。一言を個性を言ってもいないし見せてもいないのに五条さんは峰田くんの名前と個性を言い当てたからだ。
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ゆずな - 峰田くんの漢字間違ってますよ！ (9月20日 18時) (
レス) @page39 id: f39121074c (このIDを非表示/違反報告)
菊(プロフ) - 23、「でわ」は「では」じゃないでしょうか (2022年4月2日 16時) (レス) @page24 id: 073ffef2d2 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこわたあめ(プロフ) - 15ページの14で、峰田くんの名前が峯田になってます…。すいません、こんな誤字指摘で…！この作品、今まだ途中なんですけど面白いです！これからも応援してます！頑張ってください！ (2022年1月23日 13時) (レス) @page15 id: e49e142c99 (このIDを非表示/違反報告)
麗亜 - あまり、文章書かなくて、こんな注意するだけのゴミですいません。 (2021年11月20日 22時) (レス) @page25 id: 436e3086c5 (このIDを非表示/違反報告)
麗亜 - 24ページ25の爆豪君といるところ"一睨み"かと思います・・・違ったらごめんなさい。私、あまりこうゆうの詳しくなくて、今まで"____なってますよ"とか言ってすいませんでした。 (2021年11月20日 22時) (レス) @page25 id: 436e3086c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はなな | 作成日時：2021年9月1日 22時
