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A組のステージは圧巻の仕上がりだった。勝己の掛け声と共に始まったバンドの演奏。響香ちゃんが教え込んできた音を粒立たせること、個人個人のずれもなく完璧に演奏が始まった。
響香ちゃんの歌声は透き通るセクシーハスキーボイス。透き通るだけではなく芯のある強い声。全体練習をしっかりと見たことがなかった私は驚きのあまり口が開いてしまっていることに気が付かずステージに釘付けだった。
三奈ちゃんが仕切っていたダンス隊。動きのメリハリがしっかりついていて中途半端に恥ずかしがりながら踊っている人なんてだれもおらずかっこよかった。一番のサビで緑谷君と青山君の見せ場の人間ミラーボール。
「レーザーだぁ！！アハハ！！」
「人間花火かよ！！」
観客にネビルレーザーの青い光が反射してとても綺麗だった。
二番のサビではいよいよ演出が加わる。皆が一斉に個性を活かしてインパクトを出し最大限の演出が起こる。
会場全体には焦凍の氷のステージ、ステージから演奏しながら百ちゃんが創ったテープ、勝己の爆破の煙と爆風、口田君の個性で鳥が自由に羽ばたき、切島君が焦凍の氷を削ってつくるダイアモンドダストに、緑谷君と青山君の動きのある人間ミラーボール。
ダンス隊は氷のステージに移動しより観客に近いところに来ることで観客が更に盛り上がる。梅雨ちゃんが下でお茶子ちゃんを支えお茶子ちゃんが観客に手を伸ばす。
麗日「楽しみたい方アァ！！ハイタッチー！」
「おおおおおお！！」
お茶子ちゃんの個性で無重力でタッチした観客は浮かび氷のステージへ。瀬呂君のテープで氷と観客をくっつけて安全面もばっちり。
私には術式をこんな風に人を楽しませるために使うことがなかったから、ここまで皆が一から考えて作り上げたものに感動した。それと同時に感じる虚無感。呪術師として生き続けなければいけない私が、雄英でヒーローを目指していこうと決めたがここに私がいない完成図を見せられた気がして虚しくなる。
麗日「Aちゃぁぁん！！！」
『お茶子ちゃん...。』
「五条！！」
「五条さん！！」
「Aちゃん！！」
「「「お前もこっちだろ！！！」」」
お茶子ちゃんの個性で身体が浮きステージに上がる。上にいたはずの焦凍に腕を引かれステージの真ん中に立つ。切島君や演出で上にいた皆もいつの間にかステージにそろっており曲はいよいよ終わる。最後は皆でポーズを決め、ステージは大いに盛り上がり終了した。
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すぴの〜ね＠Spinone_urtk(プロフ) - 歌詞の無断転載は禁止されています。注意して下さい。そして、そのページを消して下さい。 (2022年11月28日 16時) (
レス) @page11 id: b5e15e9d1b (このIDを非表示/違反報告)
静江(プロフ) - いつも応援しております。ちなみに今年は2022年です。ページ42のご挨拶，最後だけタイムスリップしてますよ〜 (2022年10月29日 20時) (レス) @page42 id: 5c1a2b17b4 (このIDを非表示/違反報告)
リズ(プロフ) - この小説を初期の頃から楽しん出ました。素敵な作品をありがとうございます。続編待ってます！ (2022年10月28日 6時) (レス) id: c0ee422ad8 (このIDを非表示/違反報告)
じゃむず - いつも楽しんで読ませていただいています！間違っていたら申し訳ないのですが、いちばん新しい話数が232から234に飛んでいませんでしょうか？次の更新も楽しみに待ってます！ (2022年10月5日 22時) (レス) @page34 id: 5833a3fe00 (このIDを非表示/違反報告)
響 - 一から全て読みました〜！めちゃくちゃ好みでやばいです（語彙力 続き待ってます！(*^▽^*) (2022年8月20日 13時) (レス) id: 7a8a43bff9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はなな | 作成日時：2022年3月28日 21時
