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(エンデヴァーside終了)
『...うんうん、そうこなくっちゃね。』
エンデヴァーさんは脳無もろともホークスさんの羽の威力も借りながら高く高く上空へと昇っていく。ヒーローは人々を守る存在。それがあだとなり、最大限に技を放つことはあまりないだろう。
最大出力でも場所の危害が最小限になるよう計算されているときのみ。エンデヴァーさんが本気を町中でだせば町一つ簡単に消えるだろう。
これは、やる気だ。
『これから、エンデヴァーさんが脳無を完全に焼き尽くす。その隙にあなた方警察は市民の避難誘導をサイドキックとお願いします。』
私は民衆の中に紛れこみ、警官に話しかける。話しかけられたことに驚いていた警官だが、私を見て困惑したように叫んだ。
「君みたいな子供に...そんなことできないだろ！？今の現状じゃ声は誰にも届かない！！」
『いや、貴方の“個性”ならそれが可能なハズだ。それに私はこういう者なのね。』
私がただの警官に考えなしに話掛ける訳はない。この警官の個性は避難誘導に適しているのだ。そかし新人なのかパニックのせいなのかその力が発揮できずにいる。
ちらりとその警官にみえるように高専の学生証を見せる。
警察とは協力体制をとることが多いため、口外禁止で入職してすぐに呪術のことを学ぶ。新人であってもこの高専の学生証がなにを意味するのか。
「そ、それ...。」
『分かるでしょ？今からあなたがどうしなきゃいけないのか。その“個性”、今使わないと、これからも何もできない警官になっちゃうわよ？？』
この警官の個性は【文字化】。声を文字化でき、声の大きさによって文字の大きさが変わる。つまりこの警官が大声で叫べば声だけでなく目に見える避難誘導ができる。矢印なんかもできるだろう。これを高専の権力を使い背中を押す。
「っ、僕は、、やってみます！！
スゥ....
避難先はこっちです！！！！！！右矢印！！！！！！線！！！！！！！」
『はーい、皆さん、こっちが避難先ですよ〜。この線に沿って慌てずに移動してくださいね！！NO.1が怪物倒してくれるので安心して進んでくださ〜い！！』
警官が大きな声を出してくれたおかげでそこにいた市民は私の補足のもとゆっくりとではあるが進んでいる。
空を見上げると、空一面がオレンジ色に染まる。冬なのに熱気が一気に広がった。避難していた人たちも足を止め空を見上げる。
『流石...。』
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すぴの〜ね＠Spinone_urtk(プロフ) - 歌詞の無断転載は禁止されています。注意して下さい。そして、そのページを消して下さい。 (2022年11月28日 16時) (
レス) @page11 id: b5e15e9d1b (このIDを非表示/違反報告)
静江(プロフ) - いつも応援しております。ちなみに今年は2022年です。ページ42のご挨拶，最後だけタイムスリップしてますよ〜 (2022年10月29日 20時) (レス) @page42 id: 5c1a2b17b4 (このIDを非表示/違反報告)
リズ(プロフ) - この小説を初期の頃から楽しん出ました。素敵な作品をありがとうございます。続編待ってます！ (2022年10月28日 6時) (レス) id: c0ee422ad8 (このIDを非表示/違反報告)
じゃむず - いつも楽しんで読ませていただいています！間違っていたら申し訳ないのですが、いちばん新しい話数が232から234に飛んでいませんでしょうか？次の更新も楽しみに待ってます！ (2022年10月5日 22時) (レス) @page34 id: 5833a3fe00 (このIDを非表示/違反報告)
響 - 一から全て読みました〜！めちゃくちゃ好みでやばいです（語彙力 続き待ってます！(*^▽^*) (2022年8月20日 13時) (レス) id: 7a8a43bff9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はなな | 作成日時：2022年3月28日 21時
