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テレビに映る凄惨な街であった瓦礫。NO.1ヒーローをも凌ぎたった一体で街を蹂躙する脳無。底なしの恐怖が人々を襲う。
夏雄「何してんだあいつ...！敵わねえなら退いて増援待てよ...！自分が一番分かってんだろ、オールマイトのようにはなれないって。だから早々に諦めてイカれたんだろ...？いらねー子供は放ったらかしで、お母さん病むまでおいつめて...。諦めて逃げろよ...！」
冬美「夏...理解はできても、納得できないってことあるでしょ？」
夏雄「...？」
冬美「諦めたんじゃないよ。あの人は誰よりも諦めの悪い人なんだよ。」
テレビが映すのは絶望の景色。NO.1ヒーローは瓦礫に埋もれ血だらけ。町はほぼ倒壊。町はパニックで逃げ惑う人で溢れ大渋滞。警察やヒーローの誘導は全く機能せず車道にまで人が飛び出し逃げようとしている車は進まない。
親とはぐれた子供が泣き叫ぶが、我先にと逃げる大人ばかり。ニュースのキャスターが小さく呟く。
「象徴の不在...。これが、象徴の不在...！！」
この状況を寮の共有スペースのテレビで見ていた雄英高校1年A組。皆が様々な思いで見つめる。
「てきとうな事言うなや！！どこ見て喋りよっとやテレビ！！」
「やめとけやこんな時に！！」
人ごみの中でカメラは少年の声を捉えた。逃げ惑う人々の中で、友人であろう2人に止められながら叫ぶ。
「あれ見ろや、まだ炎上がっとるやろうが！見えとるやろが！エンデヴァー生きて戦っとるやろうが！！おらん象徴の尾っぽ引いて勝手に絶望すんなや！！」
「ガチすぎやろやめろや！！はよ逃げよって」
懸命に叫ぶ少年につられ空に上がる炎を映す。避難先へと迫る脳無に対抗するかのように上がる炎。
「今...俺らのために、体張っとる男は誰や！！見ろや！！」
(sideなし終了)
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
『おお...あれだけ火力出てたら上出来...。さて、この雑魚たちはどうしようかな...。』
瓦礫から脳無を追いかけ飛び出ていったエンデヴァーさん。テレビはエンデヴァーさんを映すため瓦礫にはもうカメラを向けていることはなく、気づかれないようにその場から離れる。
ホークス「おった！！どこ行ってたんですか！！」
『ちょっとエンデヴァーさんに協力をですね！！』
黒い脳無から出現した白い脳無はホークスさんとそのサイドキックでいとも簡単に抑えることができるくらい弱かった。
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すぴの〜ね＠Spinone_urtk(プロフ) - 歌詞の無断転載は禁止されています。注意して下さい。そして、そのページを消して下さい。 (2022年11月28日 16時) (
レス) @page11 id: b5e15e9d1b (このIDを非表示/違反報告)
静江(プロフ) - いつも応援しております。ちなみに今年は2022年です。ページ42のご挨拶，最後だけタイムスリップしてますよ〜 (2022年10月29日 20時) (レス) @page42 id: 5c1a2b17b4 (このIDを非表示/違反報告)
リズ(プロフ) - この小説を初期の頃から楽しん出ました。素敵な作品をありがとうございます。続編待ってます！ (2022年10月28日 6時) (レス) id: c0ee422ad8 (このIDを非表示/違反報告)
じゃむず - いつも楽しんで読ませていただいています！間違っていたら申し訳ないのですが、いちばん新しい話数が232から234に飛んでいませんでしょうか？次の更新も楽しみに待ってます！ (2022年10月5日 22時) (レス) @page34 id: 5833a3fe00 (このIDを非表示/違反報告)
響 - 一から全て読みました〜！めちゃくちゃ好みでやばいです（語彙力 続き待ってます！(*^▽^*) (2022年8月20日 13時) (レス) id: 7a8a43bff9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はなな | 作成日時：2022年3月28日 21時
