【番外編】いざ、雄英！【呪術廻戦】 (ページ15)

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俺は、妹を必ず守ると決めた。それがどんな結果になろうとも、俺が出来る限りの事は全部してやりたい。

しかし、今日知ったことは俺一人ではどうすることもできない事だった。高専に帰って夜蛾センセ、悟、硝子に話した。

『んぅ...おにいちゃん...？』

「...起こしたか。」

Aは普段年齢以上の振る舞いをしているが寝起きや寝ぼけている時は年齢相当の舌足らずの可愛らしい話し方になる。今は傑の部屋で寝ていたA。頬を軽く撫でたことで起きてしまったらしい。

『ンフフ...おにーちゃん。わたし、ははうえに、おにーちゃ、とおんなじぐらいね、がんばるようにね、ずぅっといわれてたの。』

「...。」

頭を撫でると目を細めて気持ちよさそうにするA。ベットに伏せたまま頭をこちらに傾けた。

『だから、おにーちゃんのことね、みたことなかったけどね、がんばったんだよ。...Aえらい？』

「...ああ。偉いよ。俺なんかよりも。Aは頑張ってるよ。」

『フフフ...そっかぁ...。わたし、おにーちゃんのこと、にがて、だったけど、いまは...

おにーちゃん、の...こと...だいす...』

そのままAは俺の手を握ったまま再び眠った。俺に中々懐いてくれず苦手意識がある理由が分かった。ずっと、俺と比べられてきたんだろう。見たこともない兄と。そりゃあ嫌にもなるわな。俺でも嫌だと思う。

「...もう、お前のこと見捨てたりなんかしない。ずっと、＿＿＿＿お前を守るよ。」

そのまま手を離さないAを傑に説明し、抱きかかえて自分の部屋で一緒に眠った。次の朝、目覚めたAは慌てふためいていたが、昨日のことを思い出したのか再び大人しく、弱弱しく俺の胸に頭を預けて来た。

この日から徐々に俺にも懐いてくれ、俺たちだけでなく高専の関係者にも徐々に懐くようになった。

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あけましておめでとうございます！！

今年も頑張って更新してまいりますので、何卒この作品をよろしくお願いいたします！！

今年の2月に大きな試験があるので、二月までは安定した頻度での更新は出来ないかと思いますが、その試験が終われば更新もできると思いますので、それまで待って頂ければ幸いです。

この作品は今は番外編ですが、この番外編の内容も本編に大きく関わってくる内容となっていますので、是非これからも引き続きよろしくお願いいたします。

2021.1.10 はなな