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なんとか絞り出して5行書き、相澤先生に提出する。凄い顔で見れたがこれ以上書けることがないと勘弁してもらった。
職員室で4.5分お説教を食らい、物珍しそうに隣のプレゼントマイクに見れ居心地がとても悪かった。最後は逃げるように職員室を出て、教室に戻る。扉を開けると焦凍君はまだ寝ていた。
『焦凍君、ごめんね終わったよ。』
肩をゆすり焦凍君を起こす。「ん、」と声を漏らしゆっくりと起きる焦凍君。まだ目はポヤポヤと覚醒していない様子でちょっと可愛かった。
轟「....。」
『おーい、焦凍君。起きた？』
焦凍君は寝ぼけているのかぼーーとこちらを見てるだけで声かけには反応しない。
轟「...それ、」
『ん？なあに？』
轟「爆豪は呼び捨てなのに...。」
焦凍君と私はあまり分かりやすい方ではないと自負している。私も今はまだ家の連中にバレないように、じじいどもにバレないように隠すのに必死だ。
私は少し前に思い切って行動してみた。焦凍君はかなり鈍感で特に今までも何か言われた覚えもない。だから、少し、いやかなり嬉しかった。
『...焦凍。起きて。』
轟「んん...A。終わったのか。」
今度こそ起きた焦凍はぐっと体を伸ばす。そしてポカンとした顔をしてこちらを見る。
轟「今...名前...。」
『ん？ほら、早く寮に戻ろ！焦凍！！』
轟「...ああ。」
今日の任務はなんだか頑張れそう。
寮に帰り、皆は謹慎中の緑谷君と勝己を弄っていた。少なからずたったの一日での差を思い知ったようで、あながちこの謹慎も彼らには効いているのだろう。
その日は夕方からの任務で早めに終わらせ早めに寮に帰ることが出来た。皆はちょうどお風呂からあがったようでほとんどの人が共有スペースにいた。
麗日「あ、Aちゃんおかえり！！」
『ただいまぁ...。今日は早く帰ってこれてよかったよう。じゃあ私もお風呂の準備してこようかな...。』
芦戸「そういえばさぁ...Aって部屋王のときいなかったよね？」
『？部屋王って？』
聞けば私がいなかった寮に来てすぐに皆の部屋を公開して誰の部屋が一番おしゃれなのかというレクリエーションをしていたらしい。ニヤニヤ顔でじりじりと寄ってくる美奈ちゃんと透ちゃんに嫌な予感がする。
峰田「皆部屋を公開したんだ。お前も公開しろよ！！」
何故かわきから湧いてきた峰田君が言う。次の瞬間には焦凍に氷漬けにされていたけど。
『まあ、別にいいよ。』
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ふらん - すごく面白いです！q(≧▽≦q) (2022年3月31日 23時) (
レス) @page29 id: 42c7e56832 (このIDを非表示/違反報告)
すずな(プロフ) - 続編楽しみすぎます！！！素敵なお話をいつもありがとうございます！！！ (2021年12月21日 21時) (レス) @page42 id: c0bda5c5a9 (このIDを非表示/違反報告)
るぅた(プロフ) - 続編楽しみです!これからもずっと応援してまーすo(｀ω´ )o (2021年12月20日 21時) (レス) @page42 id: 54ac1ac5aa (このIDを非表示/違反報告)
冷燈（れいひ） - いきなりですが、アオハルかよ!!!轟かっけぇ (2021年12月20日 3時) (レス) @page40 id: d89adcd8f7 (このIDを非表示/違反報告)
すずな(プロフ) - 待ってましたっっ！！！更新ありがとうございますーーー！！！！ (2021年12月17日 0時) (レス) @page32 id: c0bda5c5a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はなな | 作成日時：2021年10月24日 19時
