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緑谷side
僕たちは今、ナイトアイやプロヒーローの壊理ちゃんの居場所の特定、決行日の指示があるまで学校で待機となった。今回の作戦については緘口令がしかれ、一切の他言無用の為他の皆には言えない事だった。
昨日も今日の朝も連絡はなく、一刻も早く壊理ちゃんが見つかるように祈ることしか出来ない。寮から教室に向かう。いつもより余裕をもって教室に移動して教室の自分の席で今日行われる英語の小テストの勉強をしていた。ほとんどの人が教室に集まり始め、予鈴まで5分になったところでまだ来ていないのは五条さんと耳郎さんと八百万さん。この三人がまだ教室に来ていないのは珍しいなと思いつつ教科書に視線を戻す。
廊下からバタバタと足音が聞こえ、ガラッと勢いよく開いたドアから耳郎さんと八百万さんが焦った表情で教室の中を見渡し、血の気が引いた顔色で轟君に駆け寄る。
耳郎「と、轟！！A知らない！？」
八百万「Aさんが！」
「ど、どうしたの？二人共そんなに慌てて...。」
耳郎「あ、朝からご飯も食べに来なかったし！！体調でも悪いのかと思って！ヤオモモとAの部屋に行ったの！！」
八百万「声をかけてもいらっしゃらなかったのですが、何故か鍵が開いていて！！
部屋がからっぽで！！Aさんがどこにもいらっしゃらないんです！！」
「「！！？？」」
切島「いないって...そんな一日で部屋までからっぽなんておかしいだろ！！」
相澤「何してる。早く席につけ。」
僕らが愕然としているといつの間にか予鈴はなり相澤先生が教室に入ってきていた。ちらりと轟君を見ると彼は俯いたまま耳郎さんの質問に答えることなく黙っている。相澤先生はそのことについても話があるから僕たち全員に席に着くように促した。
全員が席に着いたのを確認すると相澤先生は話し出した。
相澤「おはよう。早速五条の事だが、＿＿＿＿あいつはここを辞めた。」
爆豪「あ”？やめただぁ？？」
蛙吹「何も言わず急になんて、あんまりだわ...。」
「な、なんで急に辞めるなんてことに...！！まさか！！」
僕は彼女が会議で四宮真奈さんについて話していた時の表情を思い出して嫌な考えが浮かんだ。まさか...五条さんは...！！
相澤「...やめる理由については何も言わなかった。あいつの判断、意思でここを出ていったんだ。止める義理はない。分かったら次の話だ。」
急な出来事に皆理解できなかった。続きの話も頭に入ってこなかった。
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ふらん - すごく面白いです！q(≧▽≦q) (2022年3月31日 23時) (
レス) @page29 id: 42c7e56832 (このIDを非表示/違反報告)
すずな(プロフ) - 続編楽しみすぎます！！！素敵なお話をいつもありがとうございます！！！ (2021年12月21日 21時) (レス) @page42 id: c0bda5c5a9 (このIDを非表示/違反報告)
るぅた(プロフ) - 続編楽しみです!これからもずっと応援してまーすo(｀ω´ )o (2021年12月20日 21時) (レス) @page42 id: 54ac1ac5aa (このIDを非表示/違反報告)
冷燈（れいひ） - いきなりですが、アオハルかよ!!!轟かっけぇ (2021年12月20日 3時) (レス) @page40 id: d89adcd8f7 (このIDを非表示/違反報告)
すずな(プロフ) - 待ってましたっっ！！！更新ありがとうございますーーー！！！！ (2021年12月17日 0時) (レス) @page32 id: c0bda5c5a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はなな | 作成日時：2021年10月24日 19時
