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相澤「気休めを言う。つかみ損ねたその手は、壊理ちゃんにとって必ずしも絶望だったとは限らない。前向いていこう。」
緑谷「っはい！！」
今度こそ彼は大きく返事をした。お茶子ちゃんと梅雨ちゃん、切島君も皆気合が入ったようだ。もちろん、通形先輩も救出作戦を前向きにとらえた。
相澤「とは言ってもだ。プロとして活動している五条。プロと同等か、それ以上の実力を持つBIG3はともかく、お前たちの役割は薄いと思う。蛙水、麗日、切島。お前たちは自分の意思でここにいる訳でもない。どうしたい。」
先生が三人の方に向き問いかける。確かに彼らには現段階では参加しなくてもいい立場にある。今回インターン先の事務所にたまたまチームアップの話が来ただけで彼らの意思ではない。しかし、ここまで話を聞いた彼らなら...
麗日「せ、イレイザーヘッド！あんな話聞かされてもう、辞めときましょとは言いません！」
蛙吹「イレイザーがダメと言わないのなら、お力添えさせてほしいわ！」
そう、答えるに決まっている。
天喰「会議に参加させてる以上ヒーローたちは1年生の実力を認めていると思う。現に、俺なんかよりも一年の方がよっぽどか輝かしい...。」
波動「天喰君隙あらばだね！」
切島「俺らの力が少しでもその子ん為になるなら、やるぜ！！イレイザーヘッド！！」
相澤「分かってるならいい。今回はあくまで壊理ちゃんと言う子の保護が目的。それ以上は踏み込まない。警察やナイトアイの見解では、敵連合と死穢八齋會は良好な協力関係には無く、今回のがさ入れで奴らも同じ場所にいる可能性は低いと見ている。
だが、万が一見当違いで連合にまで目的が及ぶ場合は、そこまでだ。」
「「「了解/よ！！！」」」
相澤「それから、五条。ちょっといいか。」
イレイザーは私に向き直り皆には先に学校に帰るよう促した。私は頷き笑顔で皆を見送った。
完全にエレベーターの扉が閉まると私は笑顔ではなく真顔に戻る。
相澤「...。やはりな。お前、精神的に参ってるだろ。」
『...。素性を明かしたとはいえ、今でも無意識的に皆には隠そうと、いい子になったと見せちゃうんですよね...。本当は今にも
相澤先生は顔を顰めてはいるが私の話を聞いてくれている。
『真奈ちゃんは私の姉のような存在でした...。こちらの学校側からも監視するように言われていたんです。』
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ふらん - すごく面白いです！q(≧▽≦q) (2022年3月31日 23時) (
レス) @page29 id: 42c7e56832 (このIDを非表示/違反報告)
すずな(プロフ) - 続編楽しみすぎます！！！素敵なお話をいつもありがとうございます！！！ (2021年12月21日 21時) (レス) @page42 id: c0bda5c5a9 (このIDを非表示/違反報告)
るぅた(プロフ) - 続編楽しみです!これからもずっと応援してまーすo(｀ω´ )o (2021年12月20日 21時) (レス) @page42 id: 54ac1ac5aa (このIDを非表示/違反報告)
冷燈（れいひ） - いきなりですが、アオハルかよ!!!轟かっけぇ (2021年12月20日 3時) (レス) @page40 id: d89adcd8f7 (このIDを非表示/違反報告)
すずな(プロフ) - 待ってましたっっ！！！更新ありがとうございますーーー！！！！ (2021年12月17日 0時) (レス) @page32 id: c0bda5c5a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はなな | 作成日時：2021年10月24日 19時
