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『...本来なら手に入らなかったハズの物が、切島君のおかげで手に入ったよって。お手柄だね。』
「おお、マジか...！」と切島君は喜んでいた。
ファット「そしてその中身を調べた結果、むっちゃ気色悪いモンが出てきた。人の血や細胞が入っとった...！！」
『！！！』
私はここで気づいてしまったのだ。今回真奈ちゃんが何故死穢八齋會と関係があったのか。相変わらず呪詛師の動きは分からないが、敵の目論見は分かってしまった。
リュウキュウ「つまり、その効果は人由来。個性って事？個性による個性破壊。」
「うーん。さっきから話が見えてこないんだが、それがどうやって八齋會とつながる？」
ファット「今回切島君が捉えた男、そいつが使用した違法やく物なぁ、そういうブツの流通経路は複雑でな、今でこそかなり縮小されたがいろんな人間、グループ組織が何段階に卸売りを重ねてようやっと末端に行きつくんや。八齋會かブツを捌いとった証拠はないけど、その中間組織の一つと八齋會は交流があった。」
「それだけ？」
切島君が頭を抱えてチンプンカンプン状態ったのでメモに簡単に組織図を書き見せるとなんとか分かったようで何度か頷ていた。
サー「先日リュウキュウ達が退治した敵同士の抗争。片方のグループの元締めがその交流のあった中間売買組織だった。」
リュウ「巨大化した一人は効果の持続が少ない粗悪品を打っていたそうよ。」
しかし、依然として周りのヒーローたちはこじつけ感があり納得をしていない。私は紙に更に書き足し、切島君はお前やっぱ頭いいなあと声を漏らす。うん辞めよっか。今日私は呪術師だっていったよね？まあ？こうしている私もなんだけどさ...。
するとナイトアイさんが前の画面に一人の男の写真を写すと緑谷君と通形先輩の方から息を呑む音が聞こえて来た。
サー「若頭、治崎の個性は【オーバーホール】。対象の分解、修復が可能という力です。分解、一度壊し治す個性。そして個性を破壊する弾。」
これを聞き更に顔色を悪くした二人。
サー「治崎には壊理という名の娘がいる。出生届もなく詳細は不明ですがミリオと緑谷が遭遇した時には、手足におびただしく包帯が巻かれていた。」
リュウ「まさかそんなおぞましい事...。」
グラン「超人社会だ。やろうと思えば誰もがなんだって出来ちまう。」
切島「何、何の話っすか。」
ロック「やっぱガキはいらねんじゃねえの？分かれよな。」
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ふらん - すごく面白いです！q(≧▽≦q) (2022年3月31日 23時) (
レス) @page29 id: 42c7e56832 (このIDを非表示/違反報告)
すずな(プロフ) - 続編楽しみすぎます！！！素敵なお話をいつもありがとうございます！！！ (2021年12月21日 21時) (レス) @page42 id: c0bda5c5a9 (このIDを非表示/違反報告)
るぅた(プロフ) - 続編楽しみです!これからもずっと応援してまーすo(｀ω´ )o (2021年12月20日 21時) (レス) @page42 id: 54ac1ac5aa (このIDを非表示/違反報告)
冷燈（れいひ） - いきなりですが、アオハルかよ!!!轟かっけぇ (2021年12月20日 3時) (レス) @page40 id: d89adcd8f7 (このIDを非表示/違反報告)
すずな(プロフ) - 待ってましたっっ！！！更新ありがとうございますーーー！！！！ (2021年12月17日 0時) (レス) @page32 id: c0bda5c5a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はなな | 作成日時：2021年10月24日 19時
