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五条「何言ってんの？傑は去年確かに俺が...」
口調が昔に戻るほどに動揺が隠せていないお兄ちゃん。それはそうだろう。直接手を下したのはお兄ちゃんだし、一番傑君を大切に思っていたのもお兄ちゃんだからだ。
しかし確認したのは私と、傑君とも面識がある伊地知さん。こんな笑えないジョークはつかない、いや、つけない。でも受け入れられない現実なのだ。
『六眼で見たけど、あれは傑君じゃなかった。...最悪が考えられるのなら、傑君は
硝子さんは顔をしかめる。お兄ちゃんは誰よりも六眼の精密さについて知っているからこそ、不可解な顔をする。
『...呪詛師が、敵と絡んだのが敵なら...胸糞悪いけど、もし、個性に、...。』
その先が言葉が詰まって言えなかった。こんなに胸糞悪いこと、言いたくないけど、これしか考えられない。六眼の情報は確かな情報だった。考えられることは、一つ。術式ではそんなものは聞いたことは無い。
家入「...【死 体を操る個性】、が敵にあるかも、と？」
『...むしろ、そうであると思いたい、ってことになるかも...しれないんだけど...。私は、敵側を探ろうと思ってるの。』
五条「敵側を？何か策でもある？」
仮に、傑君が敵に操られているのなら敵の目的は何だったんだろうか。一般的にはこちら側の人間の事は知らないハズの敵が傑君を利用しているとなると、敵と呪詛師を繋いでいるやつがいる。
林間合宿のとき、敵連合と呪詛師との関係があることを確認した。今回ナイトアイさんから聞いた話によると、今回の星と敵連合にも繋がりがありそうだとのこと。
『今回、あるヒーローからある企画に参加しないかって言われているの。それに参加して敵側からあいつらの動向を探る。直接呪詛師の方はお兄ちゃん、任せたね。』
今回こんな形で私が雄英に編入したことが役に立つとは。ナイトアイさんに声かけてもらったのも何かの縁かもしれない。
『私が、真奈ちゃんの仇とってくるからね。』
真奈ちゃんの手を再度握りお兄ちゃんにある物を渡す。
『これ、クラスの子に前作ってもらったものの改造版なんだけど＿＿＿＿＿＿。』
五条「...。分かった。Aはそっちから頼んだよ。」
『うん。任せて。』
この2日後。私は高専の制服でナイトアイさんの事務所にいた。
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ふらん - すごく面白いです！q(≧▽≦q) (2022年3月31日 23時) (
レス) @page29 id: 42c7e56832 (このIDを非表示/違反報告)
すずな(プロフ) - 続編楽しみすぎます！！！素敵なお話をいつもありがとうございます！！！ (2021年12月21日 21時) (レス) @page42 id: c0bda5c5a9 (このIDを非表示/違反報告)
るぅた(プロフ) - 続編楽しみです!これからもずっと応援してまーすo(｀ω´ )o (2021年12月20日 21時) (レス) @page42 id: 54ac1ac5aa (このIDを非表示/違反報告)
冷燈（れいひ） - いきなりですが、アオハルかよ!!!轟かっけぇ (2021年12月20日 3時) (レス) @page40 id: d89adcd8f7 (このIDを非表示/違反報告)
すずな(プロフ) - 待ってましたっっ！！！更新ありがとうございますーーー！！！！ (2021年12月17日 0時) (レス) @page32 id: c0bda5c5a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はなな | 作成日時：2021年10月24日 19時
