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あのあと皆一撃ずつ思うように攻撃させた。まあ効くはずもなく納得してくれたらしい。
その後は授業(？)を無事に終わらせて解散になった。今回は死を感じた時間が短かったこと、実際に死を見たわけじゃないため夕方には呪霊は見えなくなると伝えると皆安堵していた。女子更衣室で久しぶりに雄英の制服に袖を通す。
教室に戻り皆に囲まれてたくさん話をしたしたくさん謝りもした。かなり強引ではあったが授業の事も皆受け入れてくれた。ここにこれて、やっぱりよかったと実感する。
轟「...。A。ちょっといいか。」
『...。うん。いいよ。ごめんね皆！また寮で！！』
雄英に来てから一番仲良くしてた焦凍君。合宿では何も説明しないまま呪言で黒霧のワープから引き離したり。ここに帰ってきてからも一言も話せていない。ずんずんと先に進んでいく焦凍君の後ろを黙ってついていく。
ヒーロー科は他の学科とは違い7限目まであり他の科の人たちはとっくに下校しており静かな校舎内に二つの靴音だけが響く。ふと空き教室の前で焦凍君が立ち止まりこちらを振り返る。
『...。ずっと黙っててごめんね。』
轟「...。俺は、...。別に任務だから話せない事にはなんとも思ってねぇ。でも今後は自分を傷つけるようなことはやめろ。」
『え、』
視界が暗くなる。温かいものに包まれ洗剤の優しい香りが鼻を通り抜ける。背中に回される大きな手。焦凍君に抱きしめられていると分かるのに時間はかからなかった。
轟「確かに俺たちは呪霊には歯が立たない。でも、敵とは戦える。もう、俺らを庇って一人で傷つくようなことはするな。....もっと俺らを頼ってくれ...。」
『...。』
呪術師として生きてきた中で自己犠牲なんて当たり前だった。確かに他の術師との連携は大切だが自分で対処できるようにならないと。死ぬときは一人だからだ。他人ではなく、己の力が信じられる指針。そんな世界で生きてきた私はすぐには頷けなかった。
轟「＿＿＿＿＿＿好きだ。A。」
『っ。』
更に回されている腕に力が籠る。耳元でかすれるような声で、しかしはっきりと聞こえたその二文字。
“好き”
自分でもなんとなく分かっていた。焦凍君だけ名前で呼ぶのも緊張する。頭を撫でられるのも、手をつなぐのも、優しくされるだけで胸が温かい。ぎゅっと締め付けられるようなこの気持ち。
『＿＿＿＿＿＿私は...』
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む - 楽しく読ませて頂いてましたが付き合うキャラが出てくるのなら表記した方がよいのではと思いコメント失礼致します。続きも頑張ってください。 (2021年11月6日 3時) (
レス) @page30 id: 58d28af279 (このIDを非表示/違反報告)
アキネコ - Part3完結おめでとう!!!Part4になってもついていきます！！！頑張ってください!!!! (2021年10月22日 21時) (レス) @page42 id: 15b517afd7 (このIDを非表示/違反報告)
Ｒｕ - えっ六眼って五条悟がいるからうまれないんじゃなかったっけ17巻に書いてあったけど違うのかな？はなな様すみません決してアンチコメントでは、ありません。更新頑張って下さい (2021年10月17日 14時) (レス) id: 40dcd18497 (このIDを非表示/違反報告)
アキネコ - 更新あざーす！！待って?かっちゃん本音可愛すぎ。 (2021年10月15日 6時) (レス) @page40 id: 15b517afd7 (このIDを非表示/違反報告)
アキネコ - 更新ありがとうございまーす!!!!しょうとぉぉぉぉぉ。よく言ったな。ツンデレマンが。後、真衣さん可愛くね？三輪ちゃんも動きを想像できた。(？) (2021年10月12日 6時) (レス) @page38 id: 15b517afd7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はなな | 作成日時：2021年9月24日 16時
