100 ページ21
『今まで黙ってて、皆を騙すような事してごめんなさい。今日は私のすべてをお話し、更に呪いについて特別講義させてもらいます。ではさっそく』
「ひとつ！！！いいだろうか！！！」
私の話を遮ったのは挙手をしている委員長飯田君。
『はい、飯田君。』
飯田「その前に...いいな、皆。」
「「(コクリ)」」
「「「五条/A/ちゃん/さん！！！お帰りーーー！！！！」」」
『！！...。ただいま、皆！！』
私の言葉が合図のように透ちゃん、三奈ちゃん、お茶子ちゃんと皆が一斉に走ってくる。あれ、待ってデジャブなんだけど！！
そのあと今度は男子にも頭をワシャワシャと撫でられたりぐっちゃぐちゃにされ、泣いている女子を宥めるのに必死だった。そこには焦凍君と勝己はいなかった。少し寂しいなと思いつつもそれだけのことをしてしまったから仕方がない。
なんとか全員落ち着き、わたしが呪術師であること、呪いと呪霊について相澤先生達に説明した時と同じように説明した。
『私が雄英に来たのは皆を始めとするこの学校のすべての人たちを護衛するという任務の為。中でも一番危険性が高いA組に来た。』
切島「ってことは、その目は個性じゃねぇのか？」
『厳密に言うと個性じゃないけど能力的には本当。私無個性だからね。』
「「！！！」」
この超人社会において個性はかなり重視されるようになったが私たち呪術師は個性を持っていない代わりに術式を持って生まれる。私はこの目のおかげでごまかしてきたが、幼い時に無個性で社会から虐げられる術師も少なくはない。
『話せなくてごめん。個性で敵には狙われてなんかいないし、本当はあんなに脅えたりなんかしないよ。』
無個性だった緑谷君を中学までいじめていたという勝己はもっと食いついてくると思ったが大人しく話を聞いていた。
峰田「その呪霊ってやつは、ホントにいるのか？見たことないし、聞いたこともないけど...。」
『基本的に呪霊や呪いについては関係者以外には口外禁止なの。それはこちらの規定で決まってること。皆はヒーローになる。最前線では術師と関わることが意外と多いの。だから今回の特別講義ってわけね。
で、さっき話した通り先天的に見る力のない人が一時的に見えるようになるには死を感じること。せっかくだから＿＿＿＿＿＿
皆には今から死んでもらいます。』(ニコ)
隠し持っていた呪具のナイフを無限を使って皆の喉元に突きつける。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1263人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
む - 楽しく読ませて頂いてましたが付き合うキャラが出てくるのなら表記した方がよいのではと思いコメント失礼致します。続きも頑張ってください。 (2021年11月6日 3時) (
レス) @page30 id: 58d28af279 (このIDを非表示/違反報告)
アキネコ - Part3完結おめでとう!!!Part4になってもついていきます！！！頑張ってください!!!! (2021年10月22日 21時) (レス) @page42 id: 15b517afd7 (このIDを非表示/違反報告)
Ｒｕ - えっ六眼って五条悟がいるからうまれないんじゃなかったっけ17巻に書いてあったけど違うのかな？はなな様すみません決してアンチコメントでは、ありません。更新頑張って下さい (2021年10月17日 14時) (レス) id: 40dcd18497 (このIDを非表示/違反報告)
アキネコ - 更新あざーす！！待って?かっちゃん本音可愛すぎ。 (2021年10月15日 6時) (レス) @page40 id: 15b517afd7 (このIDを非表示/違反報告)
アキネコ - 更新ありがとうございまーす!!!!しょうとぉぉぉぉぉ。よく言ったな。ツンデレマンが。後、真衣さん可愛くね？三輪ちゃんも動きを想像できた。(？) (2021年10月12日 6時) (レス) @page38 id: 15b517afd7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：はなな | 作成日時：2021年9月24日 16時
