44。モブの受験1 ページ47
受験日、当日。
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まず最初に、筆記試験が終わった。
筆記はかなり簡単だったので、楽勝だ。
そしてこれから実技試験。
まずは、デカイ講堂のような場所に皆集まった。
受験番号は中学ごとに固まっているようで、前の席に人使がいる。
そして、ステージのような場所に、頭がすごいことになってる人が出てきた。
まるでバナナのような髪型の彼は、確か、なんたらマイクと言ったか。
なんたらマイクがステージ上で受験者側に向かってイェー！！と言ってきたので、自分はノってあげたのだが、
「イェ〜……………あれ？？」
しーんと静まり返った会場に、自分となんたらマイクの声だけが響く。
(は？言わねーの？！)
恥かいた。なんたらマイクは喜んでくれたけど、恥かいた。
そしてもう一度、なんたらマイクが同じように投げかけてきたので、今度こそ、とまたノったのだが、
またもや誰も何も言わない悲劇。
(言えよそこは…！もはや帰りてえ〜…)
学習しろよ、と前の席にいる人使に言われたのは、言うまでもない。
周りの同中の人たちにもクスクス笑われた。
アニメで皆イェー言ってなかったっけ、とあとから考えると、言ってなかったことを思い出す。自滅だ。
こんなんでモブになれるのか…。
その後、入試についての話を聞き終え、皆それぞれの試験会場へ向かった。
移動する時、同中の男子に、『天霊さんサイコーだったよ』と言われたので、頬をつねっておいた。とても痛がっていた。ざまあみろという感じだ。
…さて。
試験会場に着いたが、それがデカイのなんの。
金持ちだなぁこの学校、という感想がもれる。
…そろそろ、全ての人が会場に着いた頃だろう。
つまり、"よーい、スタート"の、"よーい"はもう告げられているわけだ。
スタートはいつ＿＿
「はいスタートォ！」
…早速聞こえたので、自分はすぐに幽体化して飛んだ。
周りの人たちは一瞬フリーズし、それから一斉に駆け出す。
その彼らがフリーズしていた一瞬で、自分は仮想敵のロボを、実体化して蹴り飛ばす。
仮想敵はあっさりと吹っ飛んでいき、壊れた。
(結構弱いな。素手でもイケるんでね？)
そう思って近くにいた仮想敵を殴ってみた。壊れてはくれたが、やはり素手では少々痛い。
(ま、とりあえず、倒すしかねえな)
時々、近くに数体いたら、念力を使い、ロボ同士をぶつけて壊したりした。
正直、楽しい。
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黒弧(プロフ) - 正直なこと言いますね←なんでこんなに面白いんですか？あと、、、、、ごめん人使、夢主、ちょっとひらがな見ずらい← (2022年9月9日 6時) (
レス) @page10 id: 4b13e88e37 (このIDを非表示/違反報告)
エレン - イナホちゃん！アニメひとつだけ見逃したー！！ｼｮｯｸ (2019年1月1日 2時) (レス) id: 9cf5f7dc68 (このIDを非表示/違反報告)
藤海 - 舞さん» コメントありがとうございます！そうです！妖怪ウォッチです！イナホです！！ (2018年10月9日 9時) (レス) id: b9bf9ff02c (このIDを非表示/違反報告)
舞 - あ、あの、違ったなら教えて下さい。すみませんでした。 (2018年6月11日 2時) (レス) id: 890a34d967 (このIDを非表示/違反報告)
舞 - あの、KYだと思うんですが、言わせて下さい。「ちわっち」ってもしかして、妖怪ウォッチから来てますか？ (2018年6月11日 2時) (レス) id: 890a34d967 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藤海 | 作成日時：2017年8月17日 16時
