【悲報】ヤんでる系イケメンの推しに追い回されてます

〈さぁ主人公ちゃんの生死の行方は...？〉 ページ12

はい、只今絶賛バンジージャンプ前の気分のAです

まじでどうしよう俺今日が命日なんじゃ...？



安「どうしました？やっぱり、嫌なんですか...？」

『ん"ん"ん"ん"違いますよｯｯｯ！！！』


だからやめてその必殺捨てられた子犬のようなうるうるお目目攻撃ｯｯｯ！！

おじさんその目にとても弱いんだから！！←



安「...じゃあ、どうしてそんなに嫌がるんですか」


あーーーームスッとしててもかわいい！
推しがぎゃんかわ！！
ありがとう世界ｯｯｯ！！



『えっと、まぁ、ね？ここお客さんいますし、恥ずかしいというか...』

安「誰にも見えてないですよきっと」

『(白目)』


そう、安室さんの言っていることはあながち間違ってはない


何せ、俺はテーブル席の端っこに、詳しく言うと、この店の角っこに座っているので、横に安室さんが座ったら角度的には他の人には見えないのだ

まぁカウンター席とかカウンターにいる人になら見られるけど(白目)



コ「もうさっさとやった方が身のためだよAさん。早くしないとJK来ちゃうから」


コナンくんどこでJKなんて言葉覚えてきたの！？

あ、俺らが言ってるからか←



『ていうか何でコナンくんはガン見してんの？』

コ「だって協力者になったんだよ？これくらい見させてもらわないと」

『この子悪魔だ(白目)』


ｺﾞｸﾘ、と唾を飲み込み、渋々とポッキーをくわえる


ﾄﾞｸ、ﾄﾞｸ、と脈を打つ音が早くなり、鼓動は安室さんたちにも聞こえるんじゃないかってぐらい大きくなっている





降(安)「もし本当に嫌なら折ってくれても構わない」






そう言って反対側をくわえる安室さん

あーーーそこでいきなり降谷さんモードに入るのズルい！！

そして"まあそんなことさせないがな"とか意地の悪い笑み浮かべるのは無理しんどい！！






ポリポリとポッキーを食べ進めていく降谷さんだが、俺は今もう推しの顔が近くて昇天しそうです

もう距離が、え、え、無理近いヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいｯｯｯ!!(語彙力)


恥ずかしすぎてもう折っちゃおうかなと思うと、降谷さんに頭をｶﾞｯﾁﾘホールドされ、詰んだことを悟った俺はｷﾞｭｯと目を瞑った







ﾁｭｯ







触れたような優しいキスは、チョコレートの味がして、甘くて、少しだけ苦くて、

何だか満たされたような気持ちになった


だから唇が離れたときは、少し寂しいなと思ってしまった

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