いや、あの、俺/私たち付き合ってないんですけど(笑)

蘭「十九話目だよ！」「蘭ちゃんかわいい！」 ページ23

『あなたと私は、よく似た境遇にいるのかもしれませんね』

寂しそうに微笑んで、俺は言った。

いや演技だからな？
そもそも結婚してねぇからな？(ド必死)

男「そうだな。今頃妻も、君と一緒にいたあの男と過ごしてるんだろう」

ご名答だわ笑
2000%そうだわww

『...ねぇ』


そろそろ仕掛けようと、俺は男にくっついた。


『私に、彼のことを忘れさせて...』


どうだ、この涙目＋上目遣い！

これでオちない男はふるやん以外いない！はず！


案の定男は顔を赤くした。

ﾌｯ、ナメんなよ。
数多の男をオとしてきたこの俺のハニトラ術を(`・ω・´)ｷﾘﾂ

いや、ビッチじゃねぇからな、俺男(白目)

『お願い、今夜だけでいいから...』

更に顔を近づけると、男は挙動不審になってずっと「え...、」と言っている。


『貴方じゃなきゃダメなの』


最終手段、貴方しかいない攻撃(`・ω・´)ﾄﾞﾔｯ

さあ、俺の時間稼ぎに付き合え！


男「...本当にいいのか？」

『よくないならこんなこと言いませんよ』


俺は男の手を握り、部屋に行こうとした。


そのとき、携帯から着信音が流れてきた。



『あ、...ごめんなさい。少し出てもいいですか？友達です』

男「ここで待ってるから、出てきなさい」

『ありがとうございます』


組織用のやつ、ということは、回収が終わったのだろうか。


『もしもし』

ジ『回収が終わった。行くぞ』

『了解』

ジ『大丈夫か？何もされてないか？まだ何もしてねぇよなまぁ何かしたらそいつをぶち殺すだけなんだがな(ノンブレス)』

『まだ何もしてないわよ。それじゃあ、今からそっちに向かうわ』

ジ『ああ』



...任務完了。


あとはジンたちのところへ行くだけ。


『悪いな(ﾎﾞｿｯ』

俺は、背後から男に近付き、手刀で気絶させたあと、近くの席に横にさせてその場を離れた。

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