いや、あの、俺/私たち付き合ってないんですけど(笑)

ベ「三十五話目よ」『やっぱベル姉綺麗だなぁ』 ページ29

RX-7に乗り込んで数分。

只今質問攻めされている幸人くんです(´・ω・`)


あの"宝石ふるやん事件"←のことをすっかり忘れてくれていると思い込んでた俺がバカだった！

めちゃめちゃ聞かれてるよｺﾝﾁｸｼｮｰ!!!

というかコナンくんもコナンくんで何爆弾発言してくれてんの！？

別に俺ふるやんのこと好きじゃねぇし！(大嘘)



...というような感じでさっきから黙秘を続けているのだが、なかなか折れないふるやん。

強い、これが、ラスボス！！←

降「...さっさと吐いたらどうなんだ。楽になるぞ」

『いや何で俺容疑者みたくなってんの？』

降「いいから言え。何であんなこと考えてたんだ」

『というか降谷さん華乃にcpにされたこと何で怒らねぇの？』

降「俺が質問してるんだが」

『そっちばっかじゃないですか』

だったら俺も質問していいよねっていう寸法さ！

降「......」

黙秘かーい！

『もー、俺には吐け吐けって言うのに黙秘ですかー？全く、これじゃあ俺も答えなくていいですね〜』

必殺、ウザ男攻撃！←

ﾌﾊﾊﾊﾊムカつけ！

そして全て吐け！


心の中で高笑いしていると、信号が赤になり、ふるやんが俺の後頭部を片手で引き寄せ、至近距離になった。

え、待ってどういう状況？

何で目の前にふるやんのお整いになられたお顔がござる？←どういうことだ(文法的に)

降「生意気を言っているのはこの口か？」

『あの、ふるやん、近い...』

降「あんなこと言ったらこうなることは、お前なら容易く想像できただろう？なら何故わざわざ言ったんだ」

『いや、あの、その...』

だから近いんだっての！

俺のうるさい心臓なんて気にもとめないでんな余裕な顔すんなおら！！

降「何か言ったらどうだ。今言えば離してやる」

なっ！？

い、言えるわけねぇだろ！

降谷さんが好きなんで思わず〜なんて！

というかふるやん絶対遊んでるだろ！

そんなに部下いじりが楽しいか！！(＃｀皿´)ｷｰｯ


降「...時間切れだ」

そう言うと同時に、ふるやんの顔が更に近づいてきたので、ﾌｧｯ!?(゜ロ゜;となりつつわたわたしていると、信号が青になったのが見えた。

『あ、青！信号、かわりましたよ！！』

俺はド必死にそう言い、真っ赤な顔を隠した。

ふるやんは"ﾁｯ"と小さく舌打ちした後、再び車を発進させた。

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