恋をしてみました - 2 《桃×緑》 (ページ6)

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𖤐 ページ6

緑side

『ただいま……』

外の車庫には車がなかった。
ってことはきっと、同居してる叔父さんは外に出てる

｢お邪魔しまー…す、｣

変な感じ。
のんちゃん……小瀧くんがここにおるって

リビングに行くとチラシの後ろにメモ…手紙が書いてあった

"ともへ
急に出勤になったので仕事に出てくる。
お祝いは明日になるゴメン"

叔父さんらしいな、笑

いっつもこういうのは手書きのメモ。
何のためにメールがあんねん…笑笑

『叔父さんいないみたい。』

ご飯作るの大変やし
夜ご飯デリバリーかファミレスとか行こうかな

提案しようとしたとき、

｢そっか、、ほな悪いな、帰るわ｣

スマホを見て時刻表を確認してたらしい小瀧くんが
そういい出す

あ、

そうや、小瀧くん泊まる訳やないんや

早とちりで考えてしまってたいたことに恥ずかしさを覚えつつ
玄関まで引き戻していた小瀧くんを追いかける

靴を履いた小瀧くんが立ち上がって振り返る

｢来ちゃってごめんな、｣

いつものにこにこじゃない。
笑ってるけど目が笑ってない

『いや……俺が提案したから……』

｢ううん、付き合ってもないのにノコノコ着いてきた俺が悪いから。｣

ありがとうございました。

って丁寧に頭を下げられて小瀧くんは外に出て行ってしまった

『付き合ってないのに…………か、』

電車乗る前まではあんなに好きアピールしてたのに
なんか家来てから素っ気なかった

……自分が振っときながら何言ってるんやろ…

好き……なのに

付き合うってことが、、

実はこないだ麗華ちゃんから呼び出された

.