恋をしてみました 《桃×緑》

幸せの罰 - ☆ - ページ41

桃side



麗｢なぁ、付き合お｣


机に付くなりすぐにそう声をかけられる。
前にも出てきた通り俺の元カノ


最近いっつもこうでホンマにうざい、、、



クラス違うからそっちに居ればええのに
ほんまは友達おらんのか？？
(ってか神ちゃんと同じ2組なの死ぬほど羨ましいんやけど！！
1組来るなら変わろうや！)



｢無理。前も言ったけど、付き合ってる人おるし｣


麗｢ええやん、私が第1の女になってやるからさ｣



なんやねん
神ちゃんが第1や！それ以上も以下もないわ、！！

そして命令口調なのも腹立つし、、



｢なぁ、諦めて？この通りやから……そのためやったら他の友達紹介するし｣


麗｢望やなきゃいややもん｣


｢……はぁ、｣



疲れた、
こいつと喋んの辛いわ



｢じゃあどうすれば｣


麗｢はなから聞いた。最近もう1人の生徒会長と仲ええんやろ？
一緒に帰るなんてさ、、そんな話も出てんねん。｣


｢何を｣


麗｢もしかして付き合ってる人ってソイツ？｣


｢違う。｣




神ちゃんまでここに巻き込みたくは無い。
真剣な顔して答えると麗香が笑いながらスマホを見せる



｢は、？どこでこれ……｣



写真には神ちゃんと遥斗がキスしてるのが写ってる

え、、神ちゃんが？？

でも角度的にってことは、、



麗｢このこと知りたい？｣


｢……｣



吊られたらあかん。
きっと罠や、同意したらバレる
付き合ってること、、、


麗｢ほんならええわ。｣



そう言って身を翻した麗香が教室を出ていった






.

緑side




遥斗くんなぁ、そろそろええんやない??
とものために彼女とまで別れてきたで



交換してしまったメール画面には毎日のようにラブコール


今日こそは、と
のんちゃんに助けを求めるべく1組教室に行こうとしたものの
またあの……同じクラスの麗香ちゃんがおった。


後ろのドアから見ててのんちゃんの顔は見えへんけど、
麗香ちゃんがにこにこしてはるから

きっとのんちゃんも……


その証拠にメールだって1週間くらい既読がついてないのもある

忙しいだけやったらええけど、、




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