恋をしてみました 《桃×緑》

☆ ページ12

桃side




'今度おいでや、部屋見せるで!



衝動で返してしまった…

すぐに既読がつく



神山くんええの!めっちゃ行きたい!!



わぁぁ〜！！！
来るやんここに！！


今すぐ誘いたい！ほんまに来て欲しい！！

そして神山くんから遅れて送られてきたスタンプはるんるんしてるやつやった笑




……？

あれ、これって……



俺の部屋やから来たいって感じ？

それとも、ただ単に寮を見たいの？



い、や、！！
まずここに来る約束が出来たんやから頑張るしかない。



超前進やで


トーク画面を軽く見直してにまにましてまう笑笑






,




(｢望〜！入るで〜｣)


せっかく幸せな感情やったのに、、、
部屋のドアの外から声がかかる


良いの返事もしないままドアが勢いをつけて開けられた。



入ってきたのは高い位置で作ったポニーテールの
女子っぽい女子。、、"麗花(れいか)"


関係性っては言うと……1年の時の元カノ。



麗｢よいしょ｣



ベットに寝っ転がっている俺になんて気にせずどかんと足の方に座られる。



｢何しに来た、、｣


麗｢暇だから｣



最近ここに来すぎやで、どうせより戻したいのなんので来てるかもやけど、

ほんなら確認するけど、今お前に彼氏おるやん。



｢遥斗とラブラブしてくればええのに、
はよ出てって〜｣



傷つかれない程度に軽くあしらって帰そうとする。
今はまだ神山くんとの余韻を味わってたい。




麗｢…っなんなん！せっかく来てやったのに……｣




そう言って怒り散らかしながらまだスマホをいじったままで動こうとしないこいつ、



ほんまそういうとこやで……



今日もあんなにいい事いっぱいあったのに結局嫌なことで一日が終わってしまった。






'

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