【呪術廻戦】彼等と私と呪いたち

お友達（？）ゲットだぜ！ ページ7

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頭の奥で話し声が聞こえ目を開けると、美人とイケメンと少し厳ついおじ様に囲まれていた

「あ、起きた」という声と共に一斉に見られたもので、つい怯んでしまう



な、何事？？




「初めまして」

『は、はじめまして。えっと…夜鎮Aです』




焦っていたところ美人さんに挨拶され、挨拶だけで済ますつもりがじっと見つめられたので名前も伝える。にっこりと微笑まれた




「私は家入硝子。もう起きれる？」

『はい、全然元気で…す』




答えて、あれ？と首を傾げる

記憶では確かに怪我をしたのに、全く痛まない腕




『もしかして、反転術式ですか…？』

「お、正解」




私の予想は合っていたが、答えてくれたのは彼女ではなかった




「初めまして、夏油傑です」




夏油さんと言うらしい彼に、何歳か聞かれたので挨拶を返しつつ答える

が、何よりも反転術式が気になった私はすぐに家入さんの方を向いた




『あの！家入さんは、反転術式が使えるんですか？』

「うん、そうだよ」




それを聞いてぱっと顔を明るくする




『私、そういう方に初めてお会いしました！家入さん凄いですね、尊敬します！家の術師には出来る方が居なくて！ずっと出来る方とお会いしてみた…いと………』




そこまで話して気付いた。見られている


一気に捲し立てて申し訳ないし、テンションが上がったままに一人でペラペラと話してしまったけど冷静になると恥ずかしい




「かわいい」

「かわいいね」




『あっ……』と消え行く語尾と共に顔を下げた私に家入さんと夏油さんが言った




『か、かわ…』




そういう反応でくるか……いや、いっそその方がありがたい

そうです。かわいいって解釈でよろしくお願いします




「褒めてくれてありがと、嬉しい。Aちゃんって呼んでいい？」

『はい勿論！』




あー！反射的に口が！


でも下の名前で呼んでくれるのは全然嬉しい。それにこんな美人に言われたらYES以外に選択肢は無い




「じゃあ私もいいかな？」

『もちろんです。私もお二人のこと下の名前で呼んでいいですか？』

「いいよー」




うーん、取り敢えず、夏油さんと家入さんの下の名前ゲットかな……

第三の目って厨二病っぽくない？→←誰か王子様連れてこい

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