雅 -miyabi- 第3章 (ページ7)

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＜記憶喪失＞
XM side

ヌナの話を聞いてる限りだと
寝室に行く前までの記憶が
なくなってるようだった

きっと思い出したくないんだと思うけど…

お店はあの状態だから
しばらく帰すのは難しい

イーシンと顔を見合わせて
どうしようかと考えていると

ピンポーン

玄関のチャイムが鳴った

あ、この人に相談すればいいんだ

急いで玄関まで走り、
チャンミニヒョンを出迎える

XM『…ヒョン！大変なんだ！』

チャンミニヒョンを
玄関に招き入れると事の経緯を説明した

CM『なるほど…』

XM『俺たちどうしたら…』

CM『とりあえず会長に連絡して
今後どうするか決めてもらおう』

XM『ヌナはどうしますか…？』

CM『しばらくEXOの宿舎に
置いてやってくれないかな…

今、Super Juniorのヒョンたちも
僕らもツアー中だし
BoAヌナも日本で
なかなか帰ってこられないから…』

XM『わかりました、
マネヒョンとみんなに伝えます』

チャンミニヒョンはヌナに一声かけた後、
会長に連絡して
僕達の宿舎にヌナがいる事を伝えた

僕は、メンバーにヌナの家の状況と
しばらく宿舎に居候する事を伝えた

そして、ヌナの家の片付けは
EXOの手の空いてるメンバーで
片付ける事になった

最も寝室は事情を知ってる
僕、イーシン、ベクで片付ける事にした

チャニョルは安静にしてなきゃいけないので
ヌナの見守り役をしてもらう

なるべくヌナから
離れないようにしてもらった

変な報道が出ないよう、
ヌナは新しいマネージャーという名目で
僕たちの傍にいれるようにしてくれた

元々ヌナからも要望があったみたい

もちろんファンのみんなにも
SNSをやってるメンバーのおかげで報告済み

@ベクヒョン

今日から新しいマネージャーさんが
入ることになりました！

［写真］

@チャニョル

突然の事で申し訳ありません
僕の不注意で怪我をしてしまいました

怪我か回復次第、
スケジュールに参加していくつもりです

［写真］

チャニョルは
自分が怪我をした事を伝えた

すると…

＂チャニョルの怪我、痛そう…＂
＂え、もしかして、サセン！？＂

と言う憶測も広がった

これ以上、
ヌナに辛い思いさせたくないけど
僕たちはどうしたらいいんだろう…

そんな考えを
ベランダで巡らせていると

『あれ、ミンソク…？』

カラカラカラ…と
窓が開き、ヌナが顔を出した