雅 -miyabi- 第3章 (ページ21)

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＜犯人の正体①＞
MH side

宿舎を出て
マネヒョンの待つバンへと向かう

MN『おはよ、
これから病院向かえばいいか？』

ON『お願いします』

オニュヒョンの言葉で
バンが出発する

バンの中では
寝てるメンバーもいれば
ゲームしてたり、
マネヒョンと話をしたりしていたのだけど…

KY『ちょ、まって…ヤバいかも…
マネヒョン、そこ！右に曲がって！』

MN『え、あぁ！
てか、どうした…？』

キボムの声で
寝ていたメンバーも起きて驚いていた

MH『キボム…？どうしたの…？』

KY『やべぇかも…後つけられてる』

JH『ほんと…？サセン…？』

KY『サセンじゃないけど…
でも…なんか嫌な予感がして…』

MN『あの車か…？』

バックミラーにうつるバンと同じ車

KY『うん』

マネヒョンは
何処かに連絡をし始めた

電話を切ると

MN『とりあえず、
お前らは全員事務所行くぞ

EXOのマネに連絡して
迎えに来てもらうから…』

みんな頷いた

事務所の駐車場に入って
別の車に移る

MH『この、車は……？』

MN『俺の私用の車だ、
事務所のバンよりは安いやつだから
事故っても多少は問題ないから』

じゃ、あと頼むと
EXOのマネヒョンに
車の鍵を渡すとドアを閉めた

MN『頭隠せよー、じゃあ出るぞ！』

車が出てしばらく道なりに進んでいくと
さっき追いかけてきた車が
止まっていたのが見えた

マネヒョンの携帯が鳴る

MN『キー、その電話取れるか？
お前んとこのマネージャーだ』

マネヒョンはチラッと携帯を見ると
助手席に座ってたキボムに言った

キボムが電話に出ると
本当にマネヒョンだったようで驚いていた

何かあった時に
すぐ誰のマネージャーなのかわかるように
着信のカラーが
各グループのイメージカラーで
わかるようになってるらしい

どうにか俺達を追いかけていた
車をまくことができたようだ

病院に着くと会議室に通された

そこには、既にBoA先輩、東方神起の2人、
Super Junior、EXOが揃っていた

そして、目を覚ましたAヌナがいた

BoA『みんな、揃ったわね
これから、Aに今回の事について
話してもらうわ』

『みんな、ごめんね…』

Aヌナの謝罪から始まった話は
全てのことが初耳な事ばかりだった

テミナがハッとする

TM『ヌナ…もしかして妹ってこの子？』

テミンがいつ撮ったのか
わからない写真をヌナに見せた