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24 ((流星side)) ページ24

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朝からあんなことあったから気まずくて、昼は食堂で食べることにした。


今日は元々購買でパン買うつもりやったから、ちょうどよかったわ。

……ちょうどよかったわけではないか。


俺が一人でおんのがそない珍しいんか、
“あれー?”て顔してみんなチラッと見て行く。




ピロンッ
神ちゃん))今どこおんの?


「食堂..や.で、と。」

送信。



……既読つけて無視かいっ。何やねんもう。





?「なぁ〜、一人なん?」


顔を上げてみると、話したこともない女の子たち。



女1「うちらと一緒に食べへーん?」


…とりあえずお前誰やねん。


女2「一人じゃさみしない?てかうち流星くんと食べた〜い!!」


どっから声出してんねん。

あんな、そんなんしてもAには敵わへんから。てか同じ土俵にも上がらんわ。


…て、すぐに頭に思い浮かべてしまう。



流「はぁ……放っといてくれ。」


俺からよほど“近づかんといてオーラ”がかなり出てたんかわからんけど、女の子達は少し驚いた顔をして、何も言わずどっかに行った。




再び一人でご飯を食べ始めたけど、やっぱり一人は寂しくて。
でも誰でもいいってわけやない。
いつもの、あの3人がええなって。



あんなこと、言うつもりなかってんけどな…
でも、なんで伝わらんかな。
こんなにも俺、Aのこと……


?「お兄さん、一人かい?」


流「もう…放っといてくれて言うたやん…て、
えっ、神ちゃん?」


智「自分の思ってることは伝えなきゃ伝わらへんのやで?
て、何かで聴いたことあるわー。笑」


流「なんやねん。
……何の歌かわかったら、今度教えろよ。」


智「あ、ちょ流星!置いてかんで!!」




自分でもわかっていたであろうことを、改めて人に言われて気付かされた。

ありがとうな、神ちゃん。

近いうちに元通りにならんと…。

Aが俺から遠なる気がする。



んなもん、嫌や。

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亞んづ。(プロフ) - てるりんさん» 本当ですか!そう言っていただけるとすーごく嬉しいです!!頑張ります^^ (2016年2月3日 10時) (レス) id: 02ddea8383 (このIDを非表示/違反報告)
てるりん(プロフ) - 亞んづ。さん» ありがとうございます!私のおすすめ小説としてほかの方に紹介するような形になります。彼女に嫉妬する流星可愛すぎていつもニヤニヤしながらみてます!更新楽しみにしています! (2016年2月3日 8時) (レス) id: e0a0a65f11 (このIDを非表示/違反報告)
亞んづ。(プロフ) - てるりんさん» コメント有り難うございます!他の方におすすめして頂けるのでしょうか...?もしそうだったら凄く嬉しいです^^ (2016年2月3日 0時) (レス) id: 02ddea8383 (このIDを非表示/違反報告)
てるりん(プロフ) - こんばんは!突然ですが、この作品をLINEQというアプリで紹介させていただきたいのですが、よろしいでしょうか?紹介の仕方としては、題名と作品のURLを載せるかたちになるかと思います。 (2016年2月2日 23時) (レス) id: e0a0a65f11 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:亞んづ。 | 作成日時:2016年1月22日 7時

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