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いやいやいや、さっきから上からだし『俺にしとけば』って簡単に言ってけどさ
太輔の彼女になるなんてそんなの無理に決まってんじゃん。
宏「変な同情ならいらない」
太「同情じゃないし」
宏「じゃなに？からかってるわけ？」
太「はぁ？なんでそうなるんだよそんなに恋人が欲しいなら俺が宏光の彼氏になったらいいじゃんって言ってんの。どうせ宏光は恋人になってくれるなら誰でもいいんだろ？」
なにをどうしたらそうなるんだよ。
なんで俺が恋人ほしいからって彼氏が太輔がなるんだよ。しかも、なんで俺が彼女になるわけ？
てか、いつ誰が誰でもいいって言った？
しかも、じゃってなに？
まるで自分なら俺の理想の恋人にでもなれるみたいな言い方してるけどさ
太輔は俺のことなにも分かってないじゃん。
太「宏光聞いてる？」
太輔に顔を覗き込まれてビクッとなる。
いきなりそんなこと言われたら恋愛対象として見てなくてもさすがに動揺してしまう。
太「なー聞けよ。答えてよ。俺今すごい大事なこと言ったの気づいてる？で、どうなの？」
宏「…っ」
言われ慣れてないこと言われただけでこんなに答えるなんて…この言葉は好きな人に言ってもらうドキドキするものなのに。
しかも、相手は太輔だよ？
この幼なじみという関係のせいで嫌ってほどほぼ毎日顔を合わせなきゃならないし。
その度に喧嘩ばっかりで、憎まれ口ばかりで、意地悪で、いい所なんて顔だけじゃん。
太輔に動揺する必要なんてないのに。
ただ、面白がっているだけかもしれないのに。
太「…するか」
宏「なに？聞こえないんだけど」
太「ばっーーか！誰がお前彼氏なんかにするか！」
一瞬でもドキッとした自分が憎い。
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裕桜愛(プロフ) - みつラブさん» ありがとうございます！忙しくくて更新も不定期ですがそれでも待って下さることに感謝します。これからも応援よろしくお願いします。 (2018年3月10日 13時) (
レス) id: a112c37fd2 (このIDを非表示/違反報告)
みつラブ(プロフ) - 更新待ってました！続きも楽しみにしてます♪ (2018年3月10日 2時) (レス) id: f72284b166 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕桜 | 作成日時：2017年7月6日 19時
