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((いきなり放課後になります。))
宮「じゃ俺はこれから裕太とデートだから。じゃねー」
宏「え?嘘!お前帰るの?傷ついた親友を置いててデートするの?」
宮「心配ないよ!だって、俺みつと親友になった覚えないもん!笑」
まだ傷が癒えない友達を置いて玉と仲良く手を繋いで帰っていく。
宏「薄情者め!!!」
取り残された俺は一人で帰る支度をする。
クリスマスを1ヶ月後に控えた時期に好きな人に振られ、友達にも見放された。
誰がこの傷ついた心を癒してくれる人いないかな。誰かぁぁぁー
?「なぁ」
お?まさか癒してくれる感じ?
そんな期待をしながら振り返った。
太「帰るよ宏光」
………
あんたかーい!!!
後ろにいたのは傷を癒してくれる人ではなく太輔だった。
宏「はぁーーーーー」
太「なに人の顔みて深いため息ついてんだよ」
宏「別にー」
どうしてよりによって一番近くにいるのが太輔なんだろ。
幼なじみだから?
宏「太輔ってさ俺が失恋すると必ず一緒に帰ろうとするよね?なんで?」
廊下に出て2人で並んで下駄箱へと向かう途中太輔に聞いてみた。
いつも失恋した俺を馬鹿にする割には帰りに一緒に帰ったりする。けど、慰めてくれるわけじゃなくてただ隣を歩いているだけ。
なにを考えているか分からない。
宏「ねぇ、なんで?」
チラッと太輔の顔を見ると太輔はなぜか慌てて顔を逸らす。
なんで、逸らしたんだ?てか、耳赤くね?熱でもあんのかな?
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裕桜愛(プロフ) - みつラブさん» ありがとうございます!忙しくくて更新も不定期ですがそれでも待って下さることに感謝します。これからも応援よろしくお願いします。 (2018年3月10日 13時) (レス) id: a112c37fd2 (このIDを非表示/違反報告)
みつラブ(プロフ) - 更新待ってました!続きも楽しみにしてます♪ (2018年3月10日 2時) (レス) id: f72284b166 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:裕桜 | 作成日時:2017年7月6日 19時