・ ページ24
宏「じ、実はね…」
それは3日前。
学校の帰りにたまたま中学の同級生のおおくらと会って話していたら恋愛話になった。
大「そういや、恋人とはどうなってん？」
大倉は俺と違って身長も高くて、イケメンで大阪出身で大阪弁で喋る、そしてなにより優しいからいつもモテる。
宏「え？恋人？」
大「中学の卒業式の時に＜高校生になったら絶対こいできる！＞って言うてたやん？確か6連敗してたときやったかな？」
待って！俺そんなこと言ったっけ？
そんなこと言って……
大「もし、できひんかったら裸で逆立ちしながら街中歩いてもいいって言うてたで？笑」
宏「……」
大「俺、忘れてへんで？」
言いました。確実に言いました。
中学の卒業式の時に思い切って告白した人に振られて校庭のど真ん中で人がいるなら断言してたわ。
それをよりによって大倉が覚えてただなんて…
大「宏光〜まさか、忘れたとは言わへんよな？笑」
宏「あ、あったり前だろ！」
ニヤニヤしながら見てくる大倉。
やばいぞ。これは…どうしよう。
ここでまだできてないって言うのも断言しただけで恥ずかしいし、恋人はいないし。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 368人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
裕桜愛(プロフ) - みつラブさん» ありがとうございます！忙しくくて更新も不定期ですがそれでも待って下さることに感謝します。これからも応援よろしくお願いします。 (2018年3月10日 13時) (
レス) id: a112c37fd2 (このIDを非表示/違反報告)
みつラブ(プロフ) - 更新待ってました！続きも楽しみにしてます♪ (2018年3月10日 2時) (レス) id: f72284b166 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：裕桜 | 作成日時：2017年7月6日 19時
