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F side
コンビニで冷えピタとレトルトのお粥とスポーツドリンクを買って小走りで北山の家まで戻る。
寝室に入ると北山と目が合った。
「えっ。ごめん、起こした？」
ki「ううん。…帰ったのかと思った。」
「さみしかった？」
ki「…違う。」
「ふふ。熱測ろっか。」
北山はなかなか素直になってくれない…(笑)
でも、俺が体温計を渡すと
ki「藤ヶ谷…力入んない。…やって？」
とか言ってくるから少しでも俺を求めてくれることを嬉しく思うよ。
冷えピタを貼っていると体温計が鳴った。
ぐったりしている北山から体温計をとって見ると表示されたのは“39.0”の数字。
やばいかも。
病院行かなきゃな。
ki「…何度？」
「ひみつ♡」
ki「は？…だいたいわかるよ。
お前の顔見てたら。」
「…じゃあ聞かなくていいでしょ。
知らないほうがいいと思うよ。」
見たら余計に辛くなりそうな温度を知られないように俺はすぐに体温計をしまった。
「大丈夫？」
ki「うん。寝れば治るっしょ。余裕余裕。」
「全然余裕じゃないだろ。」
ki「だって……。」
「ん？」
ki「そんな顔すんなよ。」
北山が俺を見つめて切なそうに微笑むから胸が締め付けられた。
そして、ちょっと悔しくなる。
こんな時くらい自分のことだけ考えろよ。
「俺のことはいいから。」
俺は北山に布団を掛け直した。
「てか…ごめん。」
ki「…えっ？」
「俺が顔に出てたから。」
ki「…謝んないでよ。そうゆう意味じゃないから。」
「お粥あっためてくるね。」
俺が立ち上がると北山が俺の手を掴んだ。
ki「ほんとはね…藤ヶ谷がいてくれれば大丈夫って…思ったから。」
熱のせいなのか照れているのか耳まで赤く染めた北山。
俺、こいつとシンメでよかったなって…心から思った。
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ななっしー - いやーよかったよー！マジ藤北さいこー！ (2015年11月2日 9時) (
レス) id: 4b3a6cd69d (このIDを非表示/違反報告)
藤ヶ谷 ☆ はるき＊♪(プロフ) - いえいえ♪ 新作頑張ってください！ (2015年2月17日 1時) (レス) id: 1566ba7d38 (このIDを非表示/違反報告)
みつらーぶ(プロフ) - 藤ヶ谷 ☆ はるき＊♪さん» はい！藤北は最強のシンメです(●´∀｀●)新作読んでもらえてすごく嬉しいです！ありがとうございます♪楽しんでもらえるように頑張ります(｀・ω・´)いっぱいありがとうございます♪ (2015年2月17日 1時) (レス) id: 1f14d2c83c (このIDを非表示/違反報告)
藤ヶ谷 ☆ はるき＊♪(プロフ) - みつらーぶさん» 藤北は最強ですよね♪この作品ももう1個の作品もどうなるか楽しみです♪ (2015年2月17日 1時) (レス) id: 1566ba7d38 (このIDを非表示/違反報告)
みつらーぶ(プロフ) - 藤ヶ谷 ☆ はるき＊♪さん» コメントありがとうございます(●´∀｀●)はい！藤北の絆はきっとかなり深いと思います！だって最強のシンメですから(´∀｀*)新しいお話も読んでいただきありがとうございますヾ(*´▽｀*)ﾉ楽しんでもらえるように頑張ります！ (2015年2月16日 12時) (レス) id: 1f14d2c83c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みつらーぶ
| 作成日時：2015年1月25日 5時
