LV33 ページ33
その次の日から僕は爆豪にそっけない態度をとりまくった｡
何から何までアイツの存在を無視した｡そりゃあ暴力も振るわれそうになったけどいつも寸止めだし､そこまで気にもしてないからいつも出久にくっついていた｡
そして中学生になってもその生活は続いた｡
爆『オイ！！A､お前いい加減にしろよ！！調子乗ってんじゃねーぞコラ！！』
貴『毎日毎日つっかかってくる爆豪の執着心はおめでたいですねぇ｡でも今から出久と帰るから邪魔しないで｡』
鞄に教科書を突っ込みすたすたと教室を出る｡
爆『……デクデクうっせぇなぁー…！！』
BOM！！と音が聞こえた直後には僕は床に叩きつけられていた｡いわゆる床ドン状態なわけです｡
貴『…何？やめてくんない？こんなことしていいの出久だけなんだけど｡』
爆『は…！！？デクだけって…ち､違ぇ今はそんなことじゃ……』
貴『…はぁ？何言ってんの｡退いてよ｡』
僕は爆豪を押し退けようとしたが男の力には勝てない僕｡非力すぎる……
爆『ゴチャゴチャ言ってんじゃねーよ｡』
少しだけ上に上がった僕の体はまた床へ叩きつけられて､爆豪の顔はすぐ目の前｡唇はあと数cm｡
貴『…ｯ！！ち､ちか………近い…！！や…ぅわ……！！』
爆豪嫌いの僕でも､さすがにキツい！
元々男子と関わることのないAはそういうことに対する耐性が無かった｡
ましてやここまで至近距離になることなんて人生の一度も無いAにとっては赤面する以外の何物でもなかった｡
爆『…へぇ､そんなカオするんだお前も｡それ､どうせ毎日出久に見せてるんだろ？…なぁ､A｡』
耳元で囁かれるのは嫌いだ｡
もくもくと爆豪の手から煙が漂う｡
貴『ち､違う！！てか爆豪早く退いてってば！！』
不意打ちだったのか彼は体勢を崩し､教室に転がった｡
爆『痛ってぇ…』
貴『い､いいい出久に言っとくから！！！いい加減に死ね！！二度とこんなことすんな！！』
僕は真っ赤っかな顔を隠すようにすぐに教室を出た｡
爆『…………そそる｡』
ラッキーヒロアカキャラ
…俺は…死柄木弔だよ｡
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真昼 - ああああーもうこれは更新しない感じですね！ (2022年3月1日 16時) (
レス) @page39 id: a5d21eaed1 (このIDを非表示/違反報告)
あかね - あぁぁぁぁぁ！いいところで！！更新待ってます！！ (2020年10月2日 22時) (レス) id: bb192a1a19 (このIDを非表示/違反報告)
漫画好き - 更新して下さい〜！ (2020年3月11日 11時) (レス) id: 2c738b4342 (このIDを非表示/違反報告)
ぱぴぷぺっぽー！ - 更新頑張って！すんごい面白い！ (2019年3月18日 20時) (レス) id: d4423b766c (このIDを非表示/違反報告)
かげりん - 更新してほしいです！とっても続きが気になります！！お願いします！！！ (2018年10月6日 11時) (レス) id: 01dfe19ebe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふじきち | 作成日時：2016年7月13日 7時
