LV24 ページ24
貴「あ､あはは〜…」
盛大にしくったぁあああ〜！！！クソッ周りちゃんと見とけよ僕！！
「俺は､上鳴 電気！！個性は『帯電』｡お前は……時麗 Aだろ？」
貴「あ､ハイ…」
最初から思ってたけど皆なんか僕の名前めっちゃ知ってない？個人情報ダダ漏れ！
上「やっぱり！じゃあさ！お前の個性は？」
多分悪いこと考えてなさそうだから教えてあげたいけど…相澤先生に脅迫されてるので…
貴「君と対戦する可能性があるのでむやみに教えることはできない｡」
僕は上鳴の目をしっかり見て言った｡相手には見えていないけど｡
ﾋﾟﾘｯ…
貴「ん…ッ？なんかビリッてきた｡」
肩のところに電撃を感じた｡きっと上鳴の仕業だ｡
下を向いているから表情がわからない｡気分を害してしまったのか｡
貴「な､なぁ…ごめん｡気分悪くしちゃったか？謝るよ｡でも僕の個性は言っちゃいけない｡先生に言われてて…」
まだ上鳴は喋らない｡
貴「な…？"上鳴"｡」
そこで上鳴の肩がピクッと上がった｡
そう感じたと思えば､上鳴は僕を急に抱き締めた｡あー…元々ない胸が潰れる…
貴「ひっ！？あ､え…？上鳴？」
コイツの行動本当に訳が分からない！
上鳴はニコッと笑った｡
上「やっと名前で呼んでくれたな！！」
……はぁ？
貴「そ…それだけ？」
輝く笑顔の上鳴と､困惑する時麗の姿がそこにはあった｡
上「だって名前教えたのに呼んでくれねぇって寂しいじゃん？なぁ､お前のこと気に入った！今度飯行かね？」
こいつ…Mなのか？(失礼
貴「ごはん…いいぜ､付いて行ってやってもいい｡ただし出久もな｡」
頭にハテナを浮かべる上鳴｡まさかこいつ出久を知らない？
貴「僕の名前は知ってるくせに出久の名前は覚えてないのか…」
もふもふな頭を掻く時麗｡その光景を凝視していた上鳴は､おもむろにその髪の毛を触った｡
貴「ぉわっ！！？」
驚いて変な声出たじゃねえか！！
貴「な…な…っなにやってんだよ！！」
若干涙が溜まるこの目を見られなくて心底感謝だ｡
でも､顔の赤さは隠せない｡
上「……触りたかったから？」
貴「(ド変態かよ！！)」
意外にスキンシップが激しいから近付くとヤバいな｡もしかしてこいつ見抜いてるのか…？
貴「僕のことナンパしてんの？」
言うことには迷いがない時麗｡いつもどストレートだ｡
上「え？俺男子をナンパする趣味はねぇぜ？」
ほっ…よかった｡バレてない｡
そんなことを思いながらそっと胸を撫で下ろした｡
ラッキーヒロアカキャラ
…俺は…死柄木弔だよ｡
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1475人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
真昼 - ああああーもうこれは更新しない感じですね！ (2022年3月1日 16時) (
レス) @page39 id: a5d21eaed1 (このIDを非表示/違反報告)
あかね - あぁぁぁぁぁ！いいところで！！更新待ってます！！ (2020年10月2日 22時) (レス) id: bb192a1a19 (このIDを非表示/違反報告)
漫画好き - 更新して下さい〜！ (2020年3月11日 11時) (レス) id: 2c738b4342 (このIDを非表示/違反報告)
ぱぴぷぺっぽー！ - 更新頑張って！すんごい面白い！ (2019年3月18日 20時) (レス) id: d4423b766c (このIDを非表示/違反報告)
かげりん - 更新してほしいです！とっても続きが気になります！！お願いします！！！ (2018年10月6日 11時) (レス) id: 01dfe19ebe (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ふじきち | 作成日時：2016年7月13日 7時
