LV14 ページ14
ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ…
貴「やっと終わった！さ､出…ｯ！」
カバンを持って出久と一緒に帰ろうとした途端に誰かの足が出た｡
僕は急な展開に対応できず､つまずき盛大に転んでしまった｡
貴「痛って…誰だよこの足は！！」
しかもちょっと痛かったから僕のイラつきは上がっていく｡
貴「ったく………………あ」
僕の目が､足から頭に到達するまでに僕はそれが誰なのかを察した｡
貴「オイ…お前かよ､
＿＿＿＿爆豪｡」
そこには平然と座る爆豪がいた｡
爆「…話がある｡」
貴「ハァ!?この状況でそんなこと言われてもやる気起きねぇよ！！」
足をかけられたのと､それが爆豪だったのに対し､僕のイライラはMAXだった｡
「あら､Aちゃん意外と口が悪いのね｡」
どこからともなく聞こえた可愛い声｡
それは蛙のような子だった｡
「私､蛙吹梅雨。梅雨ちゃんと呼んで｡」
可愛い声､可愛い姿､少し猫背気味､ペロッと出した舌｡
僕は一瞬で崩れた状態から立ち上がり､彼女の元へ走った｡
爆「!?っちょっと待て！！」
止まるわけねぇーだろバーーーカ！！(超悪人面)
貴「つっ…梅雨ちゃん!?って呼んでいいの!?あ､蛙吹さん！いい名前だね！」
蛙吹さんの可愛さに頭がついていけないA！
蛙「ケロ｡梅雨ちゃんと呼んで｡」
ケロ!!?ちょ､ええ!?可愛いすぎんよ！
貴「僕､時麗A！よっよよよよよろしく！！」
僕はあす…つ､梅雨ちゃんに握手を求めた｡
梅雨ちゃんは僕の手を見て呆然としている｡
貴「あっ…ごめ…」
おこがましかったのだろうか…僕はすぐ手を引っ込めた｡
しかしその前に､梅雨ちゃんが咄嗟に僕の手を握った｡
蛙「ちょっと驚いただけだから｡これからよろしくね｡Aちゃん｡」
笑顔が眩しい…直視できねぇ…！
周りは､僕と梅雨ちゃんが友達になる瞬間を見れたことの感動か､大きな拍手があがった｡
「おー！良かったな！！おめでとう！」
「お幸せにー！！」
なんかおかしいの混ざってる！だいたい僕女だから！
爆豪はその光景を眉間にシワを寄せながら見ていたという｡
ラッキーヒロアカキャラ
…俺は…死柄木弔だよ｡
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真昼 - ああああーもうこれは更新しない感じですね！ (2022年3月1日 16時) (
レス) @page39 id: a5d21eaed1 (このIDを非表示/違反報告)
あかね - あぁぁぁぁぁ！いいところで！！更新待ってます！！ (2020年10月2日 22時) (レス) id: bb192a1a19 (このIDを非表示/違反報告)
漫画好き - 更新して下さい〜！ (2020年3月11日 11時) (レス) id: 2c738b4342 (このIDを非表示/違反報告)
ぱぴぷぺっぽー！ - 更新頑張って！すんごい面白い！ (2019年3月18日 20時) (レス) id: d4423b766c (このIDを非表示/違反報告)
かげりん - 更新してほしいです！とっても続きが気になります！！お願いします！！！ (2018年10月6日 11時) (レス) id: 01dfe19ebe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふじきち | 作成日時：2016年7月13日 7時
